TOEIC受験者必見、Lexileリーディングガイドの拡大
2013年3月21日、ノースカロライナに本社を置くMetaMetrics社と国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、TOEIC受験者向けのLexileリーディングガイドのサービスを拡大することを発表しました。この拡大により、TOEIC SQUAREの会員だけでなく、すべての利用者が無償でこのガイドを利用できるようになります。
従来、Lexileリーディングガイドは限定された会員のみが利用できるコンテンツでしたが、今回の変更により、ウェブサイトを訪れることで、誰もが自分のTOEICリーディングスコアをLexile指数に換算することが可能になります。これにより、利用者は自己の読解力レベルを把握し、それに合った書籍やオンライン記事を見つける手助けを受けられます。
Lexile Framework for Readingとは?
Lexile Framework for Readingは、読者の読解力とテキストの難易度を客観的に測定するシステムです。これにより、TOEICリーディングスコアをLexile指数に変換することができるようになりました。その方法は、テストスコアから読み手のLexile指数を算出し、特定のソフトウェアを使用して文章内の語彙や構文の難易度を測定します。これにより、初学者から上級者まで、各読者の能力に応じた適切な教材を見つけることが可能になります。
重要性と目的
MetaMetrics社の社長、マルバート・スミス博士は、「グローバル化が進む現代において、英語読解力は必要不可欠なスキルです。Lexileリーディングガイドは、利用者に明確な目標を持たせ、効果的な学習をサポートします。目標意識と学習がスキルアップの鍵です」と語ります。これにより、学習者は自らの能力向上のため、より効率的に学ぶことが可能になります。
また、IIBCの梅澤直臣常務理事は、パートナーシップの重要性を強調しています。「MetaMetrics社との関係は、日本の英語学習者をサポートするという共通の理念に基づいており、Lexileという貴重なリソースを提供することで、さらなる学習環境の改善を目指しています」と述べています。
Lexile指数の普及と今後の展望
Lexileは、数千万人の利用者に利用されており、自治体や出版業界と連携して、1億件以上のオンライン記事や書籍のLexile指数を測定してきた実績があります。MetaMetrics社は今後もIIBCと協力し、TOEIC受験者がLexileを利用することで、自スキルの向上に貢献することを目指しています。
この新たなサービスの拡充により、日本のTOEIC受験者は、より多くのリソースにアクセスし、自己の成長に向けた新たな一歩を踏み出すことができるでしょう。詳細は、
Lexileの公式サイトをチェックしてください。