重心動揺計の開発
2025-09-17 14:20:56

医療とITが融合した重心動揺計「REEVEER Scale」の成功物語

医療とITが共同で開発した重心動揺計「REEVEER Scale」



ラトックシステム株式会社が、株式会社Parafeedと連携し、2025年9月から出荷予定の平衡機能検査機器「REEVEER Scale」のハードウェア開発を支援したことが発表されました。本製品は、医療現場で日常的に使用されることを目指した次世代型の重心動揺計です。現場での使いやすさと高い計測精度を両立させたこの機器の魅力に迫ります。

REEVEER Scaleの特長



REEVEER Scaleは、身体の揺れを視覚化し、めまいやふらつきの検査において重要な平衡機能をより正確に測定できるよう設計されています。耳鼻咽喉科やリハビリテーションの現場での導入が期待されており、特に薄型で設置性に優れたデザインが施されています。Parafeedが開発したパワーベクトル分析対応のソフトウェアにより、検査から分析までが約4分で完了する大きな特長も持っています。

ハードウェア開発の取り組み



ラトックシステムが手掛けたハードウェア開発では、以下の重要なポイントが考慮されています。
1. 高精度なセンサー値を安定して取得するための回路とファームウェア設計
2. 設置性と耐久性を両立させるための筐体構造の最適化
3. 計測精度を維持するための検査手順整備と医療業界に適した部材選定

Parafeedは、「医療機器としての正確性と耐久性を保ちつつ、手軽に導入可能な製品を実現したい」という目標を掲げていました。ラトックシステムは、長年にわたるPC周辺機器開発で得た知見とセンサー製品開発の技術を融合させながら、このプロジェクトに取り組みました。

開発秘話と今後の展望



今回のプロジェクトを通じて、ラトックシステムは「医療×IT」分野の新たな可能性や課題に直面しました。今後も医療を含むさまざまな産業でのITの活用を支援し、社会課題の解決に貢献していく所存です。

Parafeedの貢献



株式会社Parafeedの執行役員、佐々木浩介氏は、REEVEER Scaleの製品化にあたって求められる高い精度と日常運用に適した操作性の両立を目指したと述べています。そのためには、センサー技術と筐体設計の最適化を図ったハードウェア開発が不可欠であったと強調しました。ラトックシステムからの技術提案や実装面での支援が、信頼できる新しい計測体験の提供に結びついているとのことです。

企業情報



ラトックシステム株式会社


  • - 本社所在地: 大阪府大阪市西区南堀江1-18-4
  • - 設立: 1983年10月13日
  • - 資本金: 1億円
  • - URL: ラトックシステム

ラトックシステムは、パソコンやスマートフォン関連のハードウェア、ファームウェア、アプリケーションを開発・販売してきた企業です。

株式会社Parafeed


  • - 本社所在地: 東京都台東区元浅草2丁目6番4号
  • - 設立: 2019年5月24日
  • - 資本金: 6,171万円
  • - URL: Parafeed

Parafeedは、医療とヘルスケアの分野で課題を解決することを目指し、最新の技術を駆使した医療機器の開発を行っています。

お問い合わせ


法人のお客様や報道関係者からのお問い合わせは、ラトックシステムの公式ウェブサイトから可能です。


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会社情報

会社名
ラトックシステム株式会社
住所
大阪府大阪市西区南堀江1-18-4Osaka Metro南堀江ビル 8階
電話番号

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