聚楽のスペイン料理が国際的に認められた背景
株式会社 聚楽(じゅらく)は、東京都千代田区を本社とし、ホテルやレストラン事業を展開する人気の会社です。その中でも注目を集めているのが、彼らが運営するスペインレストランです。
「RESTAURANTS FROM SPAIN」とは
この度、聚楽が運営する「びいどろ」および「エルチャテオ」のスペイン料理は、2024年12月にスペイン大使館にて正式に認証されました。これは、スペイン農業漁業飲料大臣ルイス・プラナス氏と駐日スペイン大使によって授与されたもので、スペインの質の高い食材や料理を提供するレストランとして、国際的に評価された証です。
認証プログラム「RESTAURANTS FROM SPAIN」は、スペイン貿易投資庁(ICEX)が2020年に導入したもので、スペイン国外において本物のスペイン料理と高品質な食材を提供するレストランを認定の対象としています。
聚楽の魅力的な料理
聚楽が展開するスペインレストランは、1970年代に遡る歴史を持ち、当時の社長である加藤健一郎氏がスペイン料理に着目しました。彼は、日本料理との共通点を見出し、1977年に「びいどろ六本木店」をオープン。以降、聚楽はスペイン料理を真摯に追求し続け、国内外で数多くの賞を受賞しています。
特に人気のある料理としては、魚介のパエリアやフィデワ・デ・ガンディア、バレンシアパエリアなどがあります。魚介のパエリアは、自家製のブイヨンと高品質のサフランを使い、長時間煮込まれた特製スープが絶品です。フィデワ・デ・ガンディアは、パスタを使用した独特のスタイルのパエリアで、世界的なコンクールでも評価されています。これらの料理は、食材を大切に扱い、その本来の味を引き出すことにこだわっています。
受賞歴について
聚楽の料理は多くの大会で高く評価されており、例えば2016年のパエリアコンクールでは日本予選で優勝し、本戦でも審査員特別賞を受賞しました。また、2018年と2019年にはフィデワ世界大会で国際部門の優勝を果たし、2023年の全国パエリア選手権でも優勝を飾り、名実ともに受賞歴のあるレストランとなっています。
店舗の紹介
聚楽のスペイン料理レストランは、東京を中心に様々な地域に店舗を展開しています。
- - びいどろ銀座店:東京都中央区銀座5-8 ギンザプラザ58ビルB1
- - びいどろ渋谷店:東京都渋谷区宇田川町16-13 内田ビル2F
- - びいどろ池袋店:東京都豊島区南池袋1-28-1 ヨドバシHD池袋ビル8F
- - エルチャテオ 銀座店:東京都中央区銀座3-2-12 銀座T8ビル1・2F
これらの店舗では、本格的なスペイン料理が楽しめるだけでなく、アットホームな雰囲気の中で特別な時間を過ごすことができます。聚楽が生み出す本格スペイン料理を楽しみながら、その革新性と情熱に触れてみてはいかがでしょうか。
会社概要
株式会社 聚楽は、1924年に創業し、トータルで101年を迎える企業として多くの人に愛されてきました。変化する世の中に対応しながら、食を通じて人々に笑顔を届け続ける聚楽の姿勢には、今後も注目が集まります。