三井住友銀行における新たな融資申込のデジタル化
クレジットエンジン株式会社が提供するオンラインプラットフォーム「CE Loan 保証協会」が、株式会社三井住友銀行にて導入されることが発表されました。この新しいプラットフォームは、信用保証協会保証付融資申込みのプロセスを効率化し、2024年12月よりサービスが開始される予定です。
これまで、信用保証協会の保証を受ける融資申請は多くの場合、紙による手続きが主流でした。書類に不備があった場合、金融機関の担当者が訪問して修正を依頼するケースや、取引先が金融機関に直接出向く必要がありました。また、書類を郵送する手間もあったため、申込が完了するまでに多くの時間がかかっていました。
しかし、「CE Loan 保証協会」の導入によって、これらの手続きがデジタル化されます。取引先からの提出書類は電子化されるため、確認作業もスムーズになり、書類の不備による手間が大幅に軽減されることが見込まれています。これにより、融資申込から保証協会への申請までのリードタイムも短縮されることが期待されています。
デジタル化による業務プロセスの効率化
「CE Loan 保証協会」の特長として、信用保証協会の電子受付システムとのAPI連携が可能である点が挙げられます。このシステムは、全国にある51の信用保証協会が、申込手続きを電子化するために構築したものです。この連携により、融資申込から保証申込に至るまでの業務プロセスを完全にデジタル化することが可能になります。
この変革により、借入人は非対面で手続きを進めることができ、申請手続き全体の効率が向上します。特に、融資実行までの時間が短縮されることで、ビジネスに必要な資金を迅速に調達できる環境が整います。
クレジットエンジンのミッション
クレジットエンジンは、「かす」を変え、「かりる」を変えることをミッションに掲げています。オンラインレンディングプラットフォーム「Credit Engine Platform」を通じて、金融の流れを円滑にし、個人や事業者が必要なときに必要な資金を手間なく調達できる社会の実現を目指しています。テクノロジーとデータを駆使することで、ストレスのない資金調達の実現を追求しています。
この新しい取り組みにより、金融業界におけるデジタル化の進展が期待されます。三井住友銀行とのコラボレーションにより、効率的でスムーズな融資申込が実現し、さらなるサービス向上につながることが期待されます。