新たな観光人材育成プログラム "Osaka Friendship Tourism"
観光業界に新しい希望をもたらす実践型プログラム「Osaka Friendship Tourism」が、2024年9月2日からスタートします。このプログラムは、一般社団法人関西イノベーションセンターとホリデー株式会社が連携し、観光産業の人材育成と地域の観光振興を目指すものです。
プログラムの背景
近年、観光産業におけるインバウンド需要が急増していますが、その一方で観光ガイドの人材不足が深刻化しています。新型コロナウイルスの影響で多くの人が他業種に転職したことや、労働条件の不安定さも原因とされます。このままでは、地域経済に大きな打撃を与えることが懸念されています。
このような状況を受けて、観光人材の拡大を目指す本プロジェクトでは、インバウンドガイドについて広く知ってもらう機会を提供し、副業としての新しい就業機会を生み出すことを狙いとしています。
プログラムの内容
「Osaka Friendship Tourism」のプログラムは、以下のような内容で構成されています。
1.
動画学習: 15のレッスンとミニクイズを通じて、インバウンドガイドの知識を得ることができます。
2.
実地研修: 実際のインバウンドツアーに同行し、国際交流の大切さを体感することができます。
3.
ガイド実践: 自らツアーを催行し、実践的なスキルを身につけられます。
参加対象者
このプログラムは、以下の条件を満たす方に参加していただけます。
- - インバウンドに興味のある方
- - 大阪または近隣にお住まいの方
- - 日常会話レベルの外国語ができる方、または挑戦したい方
- - コンピューターやスマートフォンを使用したオンライン学習が行える方
さらに、参加費は無償です。
プログラムの目的
本プログラムの大きな特徴は、学んだことを実践できる場を提供することです。知識を学んだ後は、実際のツアーに参加し、自信を持って観光ガイドとしての経験を積むことができるのです。また、希望者にはその後、観光ガイドとして働く機会も提供されます。
連携先の紹介
本プログラムは、ハルカス大学やONISE(留学生支援コンソーシアム大阪)などと連携し、多様な学びの場を提供します。これにより、観光業界の新たな人材を育成し、大阪が国際的な観光地として繁栄することを目指しています。
今後の展望
このプログラムを通じ、より多くの観光人材を地域に輩出し、インバウンドの増加による地域消費の拡大を目指していきます。大阪観光局をはじめとした多様なパートナーとの協力により、観光産業は新たな活力を得ることでしょう。
私たちの街大阪が、世界中の人々に愛される観光地となる日を楽しみにしています。