GMOイエラエSOC用賀のリニューアルについて
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、2025年2月5日に東京都世田谷区用賀にある「GMOインターネットTOWER」に新たなセキュリティオペレーションセンター(SOC)、すなわち「GMOイエラエSOC 用賀」の執務エリアを全面改装しました。このリニューアルは、サイバー攻撃に対する防御と分析のための重要な拠点であり、世界No.1のホワイトハッカー集団としての技術力をより引き出すための施策です。
エンジニアファーストな環境の整備
従来の「第一SOC」では、一般的なオフィスの執務スペースと同様の設備が使われていましたが、今回の改装でエンジニアの快適さが優先されました。大画面モニターの増設に加えて、可動式のチェアが導入され、長時間の作業でも疲れにくい環境が整えられています。これにより、エンジニアはより高度な分析を効率的に行うことができるようになりました。これまで以上に安全性を強化し、迅速かつ的確にサイバー攻撃に対応できる体制が築かれています。
サイバーセキュリティ発信基地としての機能
今回のリニューアルには、サイバーセキュリティにおける情報発信の重要性も考慮されています。新しい「第一SOC」では、顧客情報や研究成果の撮影を制限しつつも、取材や情報発信のための動画及び写真の撮影が可能となりました。これにより、サイバーセキュリティに関する最新情報や技術をより多くの人々に伝えるための拠点となり、業界への貢献を目指しています。
サイバーセキュリティの社会的な重要性
昨今、デジタル技術の急速な進化は新たなサイバー攻撃の脅威を生み出しています。特に企業を狙ったサプライチェーン攻撃や政府による能動的なサイバー防御の検討など、サイバーセキュリティへの関心が高まっています。GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、これまでにも新聞やテレビ、SNSを通じての啓蒙活動を行ってきましたが、リニューアルされた執務エリアの活用によって、さらなる情報発信の強化を図ります。
SOCサービスの革新
GMOサイバーセキュリティが提供する「SOCサービス」は、「見直す・見守る・身を守る・みんなで守る」の4つの観点から、セキュリティ運用上の課題に取り組む伴走型のサービスです。高度な専門知識を持つアナリストとAI技術を組み合わせ、脆弱性診断やペネトレーションテストの実績を生かして、顧客のより強固なセキュリティ対策を実現します。
まとめ
今回のリニューアルを通じて、GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、エンジニアたちがより快適に業務を行える環境を整え、日本のサイバーセキュリティの向上に貢献していく意向を示しています。企業の安全を守るための取り組みは今後も続き、より多くの専門家や学生がサイバーセキュリティの志を持つよう促していくことでしょう。