HYBE JAPANが事業強化のために組織を再編
株式会社HYBE JAPAN(本社:東京都)は、2024年8月の新成長戦略「HYBE2.0」に則り、事業強化を目的として組織の改編を行いました。HYBEはアメリカ、日本、ラテンアメリカを中心に地域の文化に応じた事業展開を進め、「マルチホーム・マルチジャンル」戦略を推進しています。これにより、各市場でリーダー的な存在を目指す考えです。
主要な人事異動と新設ポジション
名実ともに本社機能を強化するために、HYBE JAPANの新たなChief Labels Officer(CLO)には島賢治が就任しました。彼はソニー・ミュージックでの経験を持ち、アーティストのマネジメントやマーケティングを手掛けてきました。また、Chief Creative Officer(CCO)にはJEFF MIYAHARAが就任し、彼も多くのアーティストに楽曲を提供してきた実績があります。これらの人事異動は、HYBE JAPANのレーベル機能強化に非常に重要です。
アーティスト育成とブランディング戦略
島とJEFFが持つ豊富な経験を基に、アーティストの発掘から、彼らの魅力を引き出すコンテンツ制作やマーケティング戦略に注力していきます。島賢治は、「HYBE JAPANのレーベルは、日本から世界で活躍できるアーティストを創出することを目指す」と語り、アーティストの価値を総合的に高めるためのソリューションを構築する方針を示しました。
一方で、JEFFは、日本特有のカルチャーやアートをグローバルに発信する中で、次世代のスーパースターの輝きを追求すると表明しました。HYBE JAPANにおけるアーティストのブランド価値向上は、今後の活動の中心となります。
YX LABELSの新配置
また、新たにHYBE JAPAN傘下へ配置されるYX LABELSは、グローバルグループ&TEAMやJ-POPボーイズグループaoenを擁し、ハン・ヒョンロックがその代表取締役を兼務します。今後、HYBE JAPANは独立性を持つ複数のレーベルを併設し、マルチレーベル体制を確立していくとのことです。
海外展開と「Beyond Japan」の未来
HYBE JAPANは、さまざまなアーティストとのコラボレーションを通じ、質の高いエンターテインメント体験を提供していきます。また、そのコンテンツを日本国内だけではなく、海外にも広げる「Beyond Japan」戦略を展開し、国際的な影響力を高める実現を目指します。
これにより、HYBE JAPANがさらなる発展を遂げることを期待しています。