ファッション業界の支援
2020-05-27 17:16:10
ファッション業界の未来を見据えた署名活動が注目を集める
新型コロナウイルスとファッション業界
新型コロナウイルスの影響で、多くの業界が苦境に立たされていますが、ファッション業界もその例外ではありません。特に、小売店は廃業の危機に直面しており、業界全体の活性化が求められています。そんな中、株式会社ユナイテッドヌードジャパンの青田行代表取締役を中心に、ファッション小売業を支援するためのオンライン署名活動がスタートしました。
署名活動の始まり
この署名活動は、5月8日から開始され、現在までに5000人近くの賛同者が集まっています。発起人である青田氏は、業界の厳しい現状を訴え、政府に対して支援策を求める要望書に賛同を呼びかけています。複数の有力な賛同者も名を連ねており、業界内外からの注目が高まっています。
活動の詳細については、登壇した全ての賛同者の名前が記載されたリンクを通じて確認することができます。署名活動は、広く市民や関係者に支持を求める形で行われます。
国の動き
経済産業省もこの動きに触発され、5月18日には「GO TOキャンペーン」においてファッション商品購入に使用できるクーポン発行の方針を示しました。このキャンペーンは、観光業や飲食業など幅広い分野への支援を目的としており、ファッション業界もその一環として支援を受けられる見込みです。
経済産業省の担当者は、クーポンをファッション商品全般に適用することを検討していると述べ、この施策によって業界の活性化が期待されています。
署名活動の経過
署名活動は、5月6日に青田氏が内閣総理大臣宛てに要望書を提出したことから始まりました。初めは自粛要請対象業種への追加を求めていましたが、5月10日の段階で、その内容が修正され、経済活性化へ向けての刺激策を訴える形に進化しました。
5月11日には、参議院で支持者とともに要望を伝える機会も設けられ、多くの政治家と協議の場を持とうとする試みが行われました。また、同日、経済産業省の重要な担当者たちとの会談では、業種を問わない支援策の必要性が強調されました。
今後の展望
5月25日には緊急事態宣言が全面解除されることが発表されましたが、署名活動はまだまだ続きます。青田氏らの目指す理想は、ただ単にお店が営業を再開することではなく、お客様の「心の自粛を解除」してもらい、元通りの経済活動に戻ることです。多くの人々の協力と賛同が、この署名活動を通じて求められています。
ファッション業界の復活を願って、今後も広がるこの署名活動に注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社UNITED NUDE JAPAN
- 住所
- 東京都港区北青山3-9-1
- 電話番号
-