新国立公園バー誕生
2020-10-16 22:23:08
川湯エコミュージアムに新たな官能体験、国立公園バーが登場
阿寒摩周国立公園内、川湯エコミュージアムセンターで、日本初となる「National Park Style Café& BAR」が始動しました。この新しい試みは、自然環境を大切にしながら、訪れる人々に新たな楽しみを提供することを目的としています。
「National Park Style Café& BAR」は、訪問者に国立公園の特産品を使用した飲食体験を提供。このカフェでは、阿寒摩周国立公園の地ビールである摩周湖ビールや屈斜路湖ビールが楽しめるほか、国内34ヵ所の国立公園の特産品を取り入れたメニューを展開します。
開催にあわせて、「川湯の森ナイトミュージアム」が10月17日から25日までの期間中、特別イベントとして開催されます。このイベントでは、最小限の照明を使用し、硫黄山や川湯温泉の森が美しくライトアップされ、特別な体験を提供します。夜の公園を楽しむこの試みは、地域活性化にも貢献することでしょう。
さらに、摩周湖ビールと屈斜路湖ビールは、地元の特産品である「摩周ルビー」や「やまぶどう」を使用したフルーティーなビールで、訪れる人々にその味を楽しんでもらえます。特にこれらのビールは、他にはない体験を提供するものであり、今後の展開が期待されています。
「National Park Style Café& BAR」は、単なる飲食店ではなく、国立公園の自然保護活動にも寄与することを目指しています。売上の一部は、一般社団法人ナショナルパークスジャパンを通じて、公園の保護活動に寄付される予定です。この取り組みは、持続可能な観光の推進と地域への還元を意識した、新たなモデルとなるでしょう。
客の楽しむ内容として、カクテルや各県の銘酒も取り入れることで、幅広いメニューのある魅力的な空間を提供します。また、ビジターセンター内に設営されるバーとして、これまでにない新しいコンセプトの飲食体験を実現。地域の名産品を味わいながら、美しい自然環境の中で過ごせる時間が広がります。
この新たな試みは、阿寒摩周国立公園の魅力を世界に発信する契機となるでしょう。特産品や地域の文化に触れながら、地元の人々と観光客が共生できる社会を目指すこのプロジェクトは、今後の展開にますます期待が寄せられています。
来年の春には、正式にビールの販売が開始され、さらなるメニュー展開も予定されています。これは、観光業だけでなく、地元の農業や醸造業にとっても大きな支援となるはずです。地域と人々の絆がより強く交わることで、国立公園の魅力がさらに増すことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社TARGET
- 住所
- 大阪市北区中之島6丁目2番27号 中之島センタービル
- 電話番号
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06-4400-2601