徳島の新しいマイクロブルワリー「JouZo BEER BASE」開設
2021年9月11日、徳島県阿南市に新しいマイクロブルワリー「JouZo BEER BASE」がオープンします。このブルワリーの名称は、「醸造(じょうぞう)」を語源としており、地元の魅力を伝えるための挑戦の思いが込められています。「BREW BEER × BREW LOCAL」というビジョンのもと、地元特産物を使ったクラフトビールを通じて、地域の魅力を発信していきます。
新型コロナの影響を受けた農家を応援
初仕込みのビールは、徳島の特産であるすだちを使用した2種類のビールです。これにより、新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている農家を応援する意図もあります。仕込みには、すだちHazy IPAとすだちWest Coast IPAの2種が予定されています。
クラウドファンディングで支援募集中
この取り組みを支えるため、7月31日にはクラウドファンディングがスタートしました。目標金額は100万円で、8月末までの募集を行っています。集まった資金は、クラフトビールの原材料費や製造に関わる費用に充てられる予定です。詳細はCAMPFIREのクラウドファンディングページから見ることができます。 ➜
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住友正伯の挑戦
代表取締役の住友正伯さんは、1981年に徳島県阿南市で生まれ、大学卒業後は大手製薬会社で営業職に従事しました。2013年には東日本大震災の復興に携わり、ソーシャルビジネスに対する関心を深めました。2019年には地域おこし協力隊として活動を行い、クラフトビールを通じた地域魅力発信を志します。2020年には株式会社JouZoを設立し、今回のブルワリー開設に至ります。
地域の交流拠点を目指す
「JouZo BEER BASE」のコンセプトは「会いにいけるブルワリー」です。地域住民やビール好き、観光客などが集い、交流できる場を提供することを目指しています。製造過程を見学できる機会も予定されており、地域の魅力を感じられる場所となることでしょう。
所在地
「JouZo BEER BASE」は、地元の食文化と結びつけたクラフトビールを提供することで、阿南市を新たな観光地として盛り上げることに寄与していくことでしょう。今後の展開に期待が高まります。