生きづらさを克服するために
一般社団法人眞山舎が主催するイベント「生きづらさはなんとかなるのか」が2024年8月21日に東京都国立市で開催されます。このイベントは、生活の中で抱える「生きづらさ」を解消し、「生きやすい暮らし」を実現する方法を哲学的視点から模索することを目的としています。
イベントの内容
当日は、人権とケアに関する哲学的原理を専門家から学ぶ講義が予定されています。初めに、人権活動家でもある金泰明さんが「人権の哲学原理」について講義を行います。金さんは20年以上にわたり、人権活動を進めてきた実績があり、人権とは何か、個人と市民、自由についての問いに迫ります。
次に、ケアの哲学原理については山竹伸二さんが講演します。心理学と哲学を融合させた視点から、自己犠牲のない「ケア」の重要性や、多様性と共通の人間理解について語ります。これによって、参加者は人権とケアが生きやすさにどのように寄与するのかを深く考えることができるでしょう。
さらに、一般社団法人眞山舎の代表理事である土屋一登が、実際の体験を交えた「生きづらさの当事者」としての視点を提供します。土屋さんは「生きやすい暮らしの作り方」や、どのように哲学を日常生活に活かせるかを具体的に紹介します。
このイベントでは、講義の後に参加者同士が意見を交流するグループ対話の時間も設けられています。これにより、学びを深め、疑問を共有することができます。
参加方法
このイベントは無料で参加でき、定員は30名となっています。参加希望者は、2024年8月20日(火)の16時までに申し込む必要があります。申し込みは、眞山舎の公式サイトにあるGoogleフォームまたはメールで行なえます。
関連情報
本イベントの後、同団体は9月7日より「より善く生きる哲学の学校」を開校します。この学校では「私の幸せ」と「よりよい社会」を結びつける内容が学べるため、興味のある方はぜひ詳細をチェックしてみてください。
このように哲学的な視点から生きづらさを考えるイベントが開催されることで、多くの人々が自らの生活をより良くするための知恵を得られることを期待しています。