コープこうべの新システム
2021-11-09 11:00:12
コープこうべ創立100周年記念の新ポイントシステム導入について
コープこうべ創立100周年を迎える
コープこうべは、今年で創立100周年を迎え、記念すべき年に新たな決済とポイントシステムを導入しました。このシステムは、決済とマーケティングを融合させた画期的なものであり、顧客にとっての利便性を大幅に向上させることが期待されています。今回はこの新システムの詳細についてご紹介します。
新システムの背景
コープこうべは、これまで会員管理やポイントサービスを事業ごとにバラバラに運用していました。しかし、顧客情報の一元化を図ることで、データをより効果的に活用できるようになります。TMNの提供する情報プロセシングシステムを通じ、顧客ロイヤルティの向上や利用促進を目指します。
会員情報の一元化
新システムでは、事業ごとに管理していた会員IDが統合され、共通の会員基盤が構築されました。これにより、個人及び世帯単位での管理が可能になり、家族ひとりひとりの利用状況を把握できるようになります。このデータはキャンペーンやマーケティング活動において非常に役立つでしょう。
循環型共通ポイントサービス
これまで個別に発行されていたポイントサービスも一元管理に移行され、共通ポイントサービスが導入されました。これにより、コープこうべの全サービスで使用できる単一のポイントが開発され、家族間でのポイント集約や交換も可能になりました。これにより、顧客はより柔軟にポイントを使えるようになります。
コーピーカードの刷新
新たに導入された「コーピーカード」は、電子マネーとポイントの機能を統合した一枚のカードです。このカードはスマートフォンアプリと連携しており、店舗での買い物時にはスムーズに決済が行えます。利用者は自分のスマートフォンを使って簡単に決済を済ませることができるのです。
J-debitサービスの導入
新しいシステムには、J-debitサービスも採用されています。これまで現金以外の方法がなかったチャージが銀行のキャッシュカードを使用して行えるようになりました。これにより、店頭でのチャージがもっと便利になるとともに、少額の現金引き出しも可能となります。
今後の展望
TMNは、データをクラウド上で集中管理することでリアルタイムの状況把握や分析を見込んでいます。これにより、1to1マーケティングがさらに精密に行えるようになり、ユーザーの購買パターンに合わせたサポートを提供することが可能になります。また、地域の活性化にも寄与し、顧客にとってより良い消費環境を作り出すことに貢献します。今後もコープこうべとTMNは連携を深めて、生活のインフラとしての役割を果たしていくことでしょう。
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークスの概要
TMNは、2011年にクラウド型電子決済の商用化を国内で初めて実現した企業で、幅広い業態での決済手段を提供しています。今後も安心・安全で便利な消費環境の創出に向け、新たな取り組みを展開する予定です。
会社情報
- 会社名
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株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
- 住所
- 東京都中央区日本橋2-11-2太陽生命日本橋ビル18階
- 電話番号
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03-3517-3800