健康・医療データの利活用セミナーについて
2025年6月12日、東京で「健康・医療データ利活用の行方」と題したセミナーが行われます。このセミナーでは、名誉教授の森田朗氏が講師となり、現在の医療データの利用状況や今後の展望について詳しく解説します。彼は東京大学の名誉教授であり、一般社団法人次世代基盤政策研究所(NFI)の代表理事でもあります。
セミナーの概要
このセミナーでは、特にEUで始まったEHDS(European Health Data Space)という新しい制度に焦点を当て、医療データ利活用の重要性とその仕組みについて議論します。EHDSは、コロナ禍を受けて医療データを共有し、医学や医療政策の発展を促進することを目指しています。これにより、患者の治療のみならず、医薬品の開発など広範な分野での利活用が期待されています。
講義の内容
森田氏が講義中に触れるポイントは以下の通りです:
1. 健康医療データの重要性とその利活用がもたらす変化
2. EHDS構想の背景とその目的
3. EHDSの構成要素:EHR(電子健康記録)、一次利用、二次利用、アクセス管理機関
4. EHDSの形成過程と個人情報保護のあり方
5. 日本における医療DXの現状およびその課題
6. 医療データ利活用推進法(特別法)制定の必要性
7. 質疑応答と名刺交換
受講方法
セミナーは、会場受講の他、オンライン(Zoomウェビナー)でのライブ配信や、アーカイブ配信も行われ、参加者が自分の都合に合わせて視聴できるよう配慮されています。場所は、東京都港区にあるSSKセミナールームです。
参加をお勧めする理由
医療データ利活用は、今後ますます重要なテーマとなります。EHDSを参考に、日本でもより安全で体系的な医療データ利活用の構築が求められており、その具体的な動きや法律的な背景について理解を深める絶好の機会です。また、セミナーを通じて他の参加者とのネットワーキングの場も提供されるため、志を同じくする多くのビジネスパーソンとの交流も期待されます。
SSKについて
新社会システム総合研究所(SSK)は、法人向けのビジネスセミナーを年間500回以上開催している企業で、様々な業界の最新情報を提供することを目的としています。また、セミナーだけでなく、講師派遣や市場調査レポート販売など、多岐にわたるサービスを展開し、参加者の事業成功に寄与しています。
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医療データの未来について、皆さんのご参加をお待ちしています。