SANUS特許取得の裏側
2025-02-05 10:54:10

SANUSが特許を取得!ウェブツールに新たな信頼性を提供する履歴管理システム

SANUSが特許取得



SANUS(上場監査クラウド)が、重要な知的財産である「履歴管理システム、履歴管理方法及びプログラム」の特許を取得しました。この特許により、Google WorkspaceやMicrosoft Office 365、Slackといったウェブツールの認証情報とユーザー情報を関連づけ、イベント履歴情報を取得する新たな履歴管理システムが実現します。これにより、企業が従業員の活動を可視化し、信頼性を検証する手助けを行います。

SANUSとは



SANUSは、ラテン語で「健康」を意味し、企業において業務の質を高めることを目指しています。特に、ユーザーが利用する複数のウェブツールから操作履歴を抽出し、それに基づいてデータを可視化し、分析を行います。具体的なイベント履歴には、メールやチャットの送受信、クラウドストレージ内のファイル作成・編集、カレンダーの予定の作成・変更、GitHubのCommitやPull Requestの履歴などが含まれます。

特許の内容とその意義



株式会社Definerが取得した特許(特許第7603357号)は、ここで紹介した履歴管理システムの基幹技術に関するものです。これにより、企業はユーザーの業務状況を把握し、適切なマネジメントを実施できるようになります。特に、フルリモート開発を行う企業にとって、社員の生産性を測るための新しいツールとなるでしょう。

SANUSの開発経緯と目的



Definer社は、クラウドインフラストラクチャに強みを持つ企業であり、リモートチームの効率的な運営を実現するためにSANUSの開発を開始しました。開発チームが抱えていた課題は、社員の生産性にバラツキがあったことです。特に、パフォーマンスの低い社員が自身の問題を認識していないことが多いため、これを可視化することで改善を促す必要があると判断しました。

1. 誠実な努力を可視化 - 働く人々がどのように業務に取り組んでいるかを明らかにし、評価を行います。
2. 問題点の迅速な発見 - データを透明にすることにより、管理者が問題を即座に確認し、対策を講じることを可能にします。
3. 社員の自発的改善を促す - 透明性のあるデータに基づき、自身の改善点を理解し成長できる環境を作ります。
4. 経営者のストレス軽減 - 効果的な指導を支援し、マネジメント負担を軽減します。

目指している未来



SANUSの導入は、上場企業や上場準備企業において求められる厳格な経営ガバナンスの実現に寄与します。特に2024年4月のJ-SOX改訂により、報告の信頼性確保の必要性が高まる中で、SANUSが果たす役割は重要です。自動で履歴情報を取得することにより、企業全体の活動を透明にし、信頼性を備えた組織作りにつながります。

今後の展望



今後、SANUSはAI技術の活用により、優秀な社員の行動を分析し、その成功事例を社内で共有する環境を作ることを目指します。良い企業文化を築くために、SDGsの達成や社員の成長を促すプラットフォームの提供を行っていきます。SANUSが育むのは、単なる業務効率の向上ではなく、企業全体の健全な成長です。


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会社情報

会社名
株式会社Definer
住所
東京都千代田区九段南1丁目5-6りそな九段ビル5F
電話番号
03-6403-9365

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