Te Amoルーマニア医科大学が災害医療支援へ協力する理由
Te Amoルーマニア医科大学事務局が、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが運営する「空飛ぶ捜索医療団」のコーポレートマンスリーサポーターとして支援を表明しました。このプログラムは、法人が持続的に災害支援を行うためのもので、Te Amoの医療理念と深く結びついています。
災害支援の重要性
「空飛ぶ捜索医療団」は、大規模な災害が発生した際に最前線で救助活動を行う医療チームです。このチームは、医師や看護師、レスキュー隊員、さらには災害救助犬など多様な専門家で構成され、航空機やヘリコプター、船舶を駆使して迅速に被災現場に到達します。これにより、被災者に対して一刻も早く医療支援を届けることが可能となります。
東日本大震災以降、この団体は日本国内のほぼすべての大災害に出動してきた実績があります。現場では自治体や病院、他のNPO、企業、自衛隊、消防と連携し、発災直後から救助と救命活動を展開します。また、物資配布や避難所の運営、中期的な復興支援にも参加し、被災者の生活再建を支援しています。「一秒でも早く、一人でも多く」の命を救うため、地域のニーズに応じた必要な支援を行っているのです。
Te Amoの理念
Te Amoルーマニア医科大学は、世界で通用する医師の育成を目指し、医療ボランティア活動を行っています。医療を通じて人を助けたいという「人を救いたい」という理念は、空飛ぶ捜索医療団の目指すところと共鳴します。この共通の目標が、Te Amoがこの支援を決断した背景にあります。
大学の医学生たちは、医療援助が必要な場所へ派遣され、実際の場面での経験を積むことができます。これにより、彼らの学びが深まるだけでなく、直接的に被災者の救助活動にも寄与することができるのです。
支援の具体的な内容
Te Amoの支援は、具体的には医学生の派遣や、医療資材の提供、啓発活動など多岐にわたります。これにより、空飛ぶ捜索医療団の活動がさらなる弾力性を持ち、より多くの被災者に対するサービスを提供できることを目指しています。
Te Amoは、今後もこの活動に協力し続け、災害医療のプロフェッショナルとして成長する医学生を育成することを目指しています。支援活動を通じて、より多くの命を救うための架け橋となることに大きな期待が寄せられています。
公式サイト