EVカーシェアで脱炭素社会を目指す新たな共創パートナー決定

NTT西日本が選択した新たなパートナー

NTT西日本株式会社は、脱炭素社会の実現を目指すため、EVカーシェアに関連した新たな共創パートナーとして、scheme verge株式会社と株式会社コープリビングサービスを選定しました。この選定は、2024年8月から開始されるNTTビジネスソリューションズ株式会社のEV導入運用支援ソリューション「N.mobi」を活用し、地域の脱炭素化に向けた新しい取り組みの第一歩となります。

ピッチ審査の実施

2024年11月21日に行われたQUINTEBRIDGEでのピッチ審査では、書類審査を通過した4社が参加し、厳正な審査を受けました。その結果、scheme vergeとコープリビングサービスの2社が脱炭素社会の実現に向けて共に取り組む企業として採択されました。

採択された企業の紹介

1. scheme verge株式会社
公式サイト: scheme verge
- 事業内容: 都市OSのアプリケーションを提供し、スマートシティの実現を目指す企業です。シリーズ製品「Horai」を用いて、施設や設備の利用管理のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
- 代表者コメント: 「Horaiは都市だけでなく、瀬戸内地方をはじめとする観光地やMaaS領域にも広がっています。N.mobiとの共創を通じて、地域にも環境にも優しい観光インフラを実現し、自由な旅行ができる社会に貢献したいです。」（代表取締役嶂南達貴）

2. 株式会社コープリビングサービス
公式サイト: コープリビングサービス
- 事業内容: 学生マンションの開発・運営や物件オーナーへのコンサルティング事業を展開しています。災害対策とEVカーシェアを組み合わせた新しい住環境を提供しています。
- 代表者コメント: 「EVカーシェアは学生にとって親和性が高く、安全で快適な住環境の提供に寄与できると考えています。共創を通じて、より良いマンション作りを目指していきます。」（経営企画室営業統括津々見恵一）

今後の展望

NTTビジネスソリューションズは、採択した2社とともに、「N.mobi」を活用した具体的な取り組みを進めていきます。2025年度にはトライアルを実施し、その結果を基に事業化を目指す計画です。これにより、地域の環境保護及び持続可能な社会の実現に向けた新たなステップとなるでしょう。

NTT西日本のこの取り組みは、脱炭素社会に向けた重要な一歩であり、他の企業や地域との連携を促進する期待が寄せられています。共創による新しいサービスがどのように地域にインパクトを与えるか、今後の経過が注目されます。