インクルーシブフード『スープのクレヨン』が出展
札幌にて開催される参加型福祉イベント「WellFes2026」に、インクルーシブフード『スープのクレヨン』が登場します。2026年5月24日に行われるこのイベントでは、飲み込みづらさを抱える医療的ケア児を含むすべての人々が同じ料理を楽しむ喜びを体験できることを目的にしています。
参加したい理由
『スープのクレヨン』とは、北海道人が誇る新しい冷凍スープシリーズで、色鮮やかで独特のとろみを持つことが特徴です。2026年4月からの販売を目指して開発が進められ、ノーステック財団HOFOO補助金の支援を受け、小樽市の就労支援事業所「ぷりもぱっそ」で制作されています。また、化学調味料や保存料は一切使用していないため、安心して食べることができます。
開発の背景と理念
このプロジェクトは、一般社団法人ハートキッズライフリンクによって推進されています。医療的ケアが必要とされるこどもたちのために、家族と喜びを共有できる食体験を提供したいという思いから生まれました。飲み込みづらさを抱える子どもたちは、誤嚥のリスクや異なる食形態のために、同じ料理を楽しむ場面が限られているのが現実です。しかし、『スープのクレヨン』があれば、家族で同じ食卓を囲む時間をより豊かにすることができます。
『スープのクレヨン』の特徴
このインクルーシブフードは、適度なとろみを持つことで飲み込みやすさを追求しながらも、素材の風味や後味を大切にしています。北海道の新鮮な食材を活用し、医療や福祉、農業、食の専門家たちが力を合わせて開発しました。現在は、「かぼちゃとクリームチーズの黄金ポタージュ」と「余市のトマトの赤カレー」の2種がラインアップされており、いずれも冷凍保存が可能です。
WellFes2026での活動
「WellFes2026」では、来場者が実際に『スープのクレヨン』を試食する機会や、活動紹介が行われる予定です。ハートキッズライフリンクの活動や、飲み込みづらさを持つ方々への配慮が必要な理由についても説明が行われるため、皆様に大切なメッセージをご理解いただける良い機会となるでしょう。それにより、嚥下食や医療的配慮食といった食の選択肢を特別視するのではなく、だれもが一緒に楽しめるものとして捉えてもらうことを目指します。
参加者の声
これまでの試食会では多くの参加者から高評価を得てきました。2025年実施の試食会では、参加者から「この野菜の味が濃厚で驚いた」「毎日食べたくなる」といった意見が寄せられています。また、高い満足度も示しており、東京と北海道を含む多数の人々によって共感を得てきました。
代表のメッセージ
ハートキッズライフリンクの香西杏子代表は、「『スープのクレヨン』は飲み込みづらさのある方だけでなく、誰もが同じ料理を楽しむ社会の一助となると信じています。多くの人々に実際に体験してもらえる場を作り、理解を深めていきたい」と語っています。
イベント詳細
WellFes2026は、2026年5月24日(日)11:00〜17:00にエア・ウォーターの森で開催され、入場は無料です。このイベントは、NPO法人あえりあや一般社団法人fanfareとの共催で行われます。公式サイトもあるので、最新情報を確認してぜひ来場を考えてみてください。
終わりに
私たちが目指すのは、すべての人が食の喜びを共に享受できる社会。『スープのクレヨン』の開発を通して、一緒に食卓を囲むことの意味と素晴らしさを広めていきたいと考えています。この機会にぜひ、皆さんも私たちの活動に触れてみてください。