不登校でも学びをつなぐ!京都金閣寺校の取り組み
不登校の子どもたちに新たな学びの場を提供する「NIJINアカデミーハイブリッド通学京都金閣寺校」。ここでは、ただ学ぶだけでなく、疑問を持ち、自らの興味を追求する姿勢が育まれています。授業の中で歴史を地図記号から学ぶ試みが行われ、子どもたちの成長に大きな影響を与えています。
学びをあきらめない心
このスクールの主な目的は、学校に通えないことで失われがちな学びや経験を補うことです。「すべての子どもには学ぶ権利がある」という信念のもと、リアル教室では様々な工夫を凝らしています。子どもたちの「なぜ?」や「してみたい」という気持ちを尊重し、それに基づいた授業を展開。一人ひとりの興味を広げることが大切とされています。
地図記号から発見する歴史の世界
ある授業では、子どもたちが「京都に神社や寺院はどれだけあるのか?」と疑問を持ち、地図記号について調べることから始まりました。神社仏閣の記号を探し、さらに数を数えるという作業を分担して行いました。最初はその多さに驚き、やがて地図を見ながら「ここに寺が多い理由は何だろう?」と考え始めます。興味深い会話が自然に生まれ、地図記号が単なる記号から、実際の歴史に繋がる知識へと昇華しました。
子どもたちは「ここには多くの寺院が集まっているけれど、どうしてなのか?」と、地図を前に自ら意見を出し合います。平安京の存在に気づくと、各自がその位置や集まり方を考え、想像を膨らませました。こうした疑問を追求することで、学びがより楽しいものに感じられた瞬間です。
謎を解く楽しさ
地図記号の勉強を通じて、学びの楽しさが子どもたちに戻ってきました。疑問を解決することで、「もっと知りたい」という探求心が生まれ、歴史に対する興味を深めていきます。こうした経験を通じて、学びだけでなく自分自身の成長を実感することができたのです。
NIJINアカデミーの特徴
NIJINアカデミーハイブリッド通学京都金閣寺校では、子どもたちが自分のペースで学ぶことができ、楽しく充実した時間を過ごしています。ここでは「学びをあきらめない」というモットーが根付いており、興味のあることに深く取り組む機会が提供されています。時間の制約を気にすることなく、自ら時間を管理して学ぶことができるのがこの教室の魅力です。
また、全国に広がるNIJINアカデミーは様々な地域と教室の特徴を生かし、それぞれ独自のプログラムを展開しています。教育が抱える様々な課題に応じた多様な学びを提供し、特に不登校の子どもたちや学校に通いにくさを感じている子どもたちを支援しています。
募集要項と教育の未来
京都金閣寺校では、小学1年生から中学3年生までを対象に、週2日(選択として週1日も可能)で開校しています。定員は8名で、一人ひとりにしっかり寄り添う体制が整っています。公式サイトから申し込みが可能です。NIJINアカデミーは、単なる学びの場を超え、子どもたちの将来を見据えた教育のあり方を模索しています。 大切なことは、どんな状況でも子どもたちが自分の力を信じ、成長できる場を提供することなのです。他では得られない経験を通じて、子どもたちの未来を切り拓く手助けをしているのです。