新たな文書作成のスタンダード「一太郎2026 プラチナ」の魅力
株式会社ジャストシステムが、日本語ワープロソフト【一太郎2026】及びその上位版「一太郎2026 プラチナ」を2026年2月6日(金)より発表しました。これらの新ソフトは、文書作成における安心と安全性をテーマに、さまざまな便利機能を搭載しています。
一太郎2026 プラチナの特長
「一太郎2026 プラチナ」は、より安心して創造的な文書作成ができる環境を提供することを目的としています。デジタル情報を利用した文書作成は、情報の伝達効率を上げる一方で、プライバシーや機密情報の漏洩というリスクを伴います。このため、ユーザーはこれらのリスクを正しく認識し、対策を行う必要があります。
豊富な機能で使いやすさ向上
まず注目すべきは、音声入力や文字起こし機能が大幅に強化された点です。最新の「LSTM(Long Short-Term Memory)」技術を取り入れた音声認識エンジンにより、話し言葉の精度が飛躍的に向上。動作にはインターネット接続が不要なので、安心して使用できます。また、音声ファイルの文字起こしには「JUSTボイスライター」を新たに搭載。これにより、最短10分で1時間分の音声を文字として起こすことが可能になりました。
さらに、話者識別機能も充実しており、最大20人まで自動識別が可能で、議事録作成時の手間を大幅に削減します。この機能を使うことで、効率的に音声データを確認し、必要な情報にアクセスしやすくなります。
安全性を高める新機能
「一太郎2026 プラチナ」には、文書の安全性を高めるための新機能として「個人情報チェック」と「プライバシーフィルター」が搭載されています。個人情報チェックは文章中の個人情報を検出し、危険性のある部分を自動で伏せ字にすることが可能です。一方、プライバシーフィルターは文書内の画像に写り込んだ人の顔や、特定の情報を自動的に検出し、ぼかしやすりガラス処理を施します。これにより、肖像権の侵害や個人特定のリスクを大きく軽減し、写真を利用した際の安全性を向上させます。
ATOK Passportとの連携
また、日本語入力システム「ATOK Passport」は、最新の生成AI技術を取り入れた「ATOK MiRA(エイトックミラ)」を搭載しています。これにより、文章を作成中に内容の推敲やアイデア出しがシームレスに行えるため、より豊かな表現力を引き出せるでしょう。「ATOK Passport」は1年間のプランで提供されますが、その機能性は特に注目に値します。
発売日と価格
「一太郎2026 プラチナ」と「一太郎2026」は、それぞれ48,400円(税込)及び28,600円(税込)で販売されます。多様なユーザーに応えるための各種バージョンも用意されており、改良版や優待版も選択できます。
最後に、これまで以上に使いやすく安心して文書作成を行える環境を整えた「一太郎2026 プラチナ」は、今後のワープロソフトの形を新たにする存在として期待されています。ジャストシステムは、この新商品を通じて、ユーザーの創造性を引き出し、安心して文書を作成するための場を提供することを目指しています。