AXLBITが発表したバックオフィス業務向け新AIエージェント
KDDIの関連会社であるAXLBIT株式会社は、2026年6月30日より、バックオフィス業務を支援するAIエージェントサービス「SAIS InDocs」を国内法人向けに提供することを発表しました。この新サービスは、少子高齢化が進行する日本において、労働力不足に悩む企業の業務を効率化することを目的としています。
サービス「SAIS InDocs」の概要
「SAIS InDocs」は、さまざまな帳票をAIが理解し、自動で内容を確認・転記する機能を持つバックオフィス業務向けのサービスです。具体的には、見積書や注文書、請求書など、多様な形式の書類を処理し、効率よく作業を進めることができます。また、月額料金は3万円からとなっており、コストパフォーマンスの面でも注目されています。
人手不足の背景とニーズ
国内企業は、少子高齢化や労働人口の減少に伴って、バックオフィス業務における人手不足の問題が深刻化しています。特に、事務業務においては、依然としてExcelやPDF、紙の帳票を使った作業が多く、長時間労働や業務の属人化が進むといった問題が発生しています。AXLBITはこれまで、顧客からの「自動化が難しく難儀している」との相談を受けてきたことから、この問題を解決するために「SAIS InDocs」を開発しました。
主な機能と活用例
1.
誤記入確認: 顧客ごとの異なる帳票フォーマットを照合する作業は、多くの工数を費やしていました。「SAIS InDocs」は、業務マニュアルや確認ルールを学習させ、自動で照合作業を行います。
2.
情報登録の自動化: 注文情報を基幹システムに登録する際、複数のファイルを参照する作業は多くの時間を要しますが、「SAIS InDocs」は必要な情報を抽出し、登録作業を自動化します。
3.
契約管理の効率化: 請求書や領収書など、さまざまなファイルから情報を集約し、管理台帳に転記する作業も自動化できます。
アンビエント型AIエージェントの特長
「SAIS InDocs」は、マルチエージェントアーキテクチャを採用しており、特定の業務に特化したエージェントが指示を受け、自律的に業務を完了させます。これにより、従来の手動作業をAIが担うことで、業務の迅速化と効率化が図られます。ファイルをアップロードするだけで、必要な業務が完了するような仕組みを実現しています。
ウェビナーでの説明会
「SAIS InDocs」の提供開始に伴い、サービス概要や実際の活用シーンを紹介するウェビナーも予定されています。ウェビナーは、7月15日、22日、29日、8月5日の各日に開催される予定です。興味のある方は、公式サイトから申し込みができます。
今後の展望
今後1-2年では、「SAIS InDocs」の利用事例をさらに増やし、業種ごとの業務フローや確認ルールに適応できるAI基盤の強化を行う計画です。また、さらに2年以降は、ドキュメント管理に留まらず、企業業務全体を支援する「SAIS」シリーズに拡大し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進することが目標です。
会社情報
AXLBIT株式会社の本社は東京都港区にあり、代表は長谷川章博氏です。エンタープライズ向けプラットフォーム「AXLBOX」や、サブスクリプション型ビジネス支援ソフトウェア「AXLGEAR」により、より豊かで便利な社会の実現を目指しています。