香川のことちゃんとコラボした“ことでん水”が初登場！

香川の“黄色い電車”がボトルに！

香川県のローカル鉄道である高松琴平電気鉄道（ことでん）が、新たな商品としてトレインウォーター「ことでん水」を発表しました。この商品は、香川県内で親しまれている人気の黄色い電車、1080系をモチーフにしています。製造を手がけたのは、地元の松浦産業株式会社で、ことちゃんという公式キャラクターとの特別コラボレーションが実現しました。

「ことでん水」は2025年8月8日、ことちゃんの誕生日に合わせて香川県内で先行販売を開始し、その後全国でのオンライン販売が9月からスタートします。購入者には、鉄道ファンはもちろん、香川の伝統的な観光土産やプレゼントとしても喜ばれる一品として、幅広いニーズに応えることを目指しています。さらに、「ことちゃん」に関連した楽曲「コトコトことでん」を楽しむことができるQRコードも付いています。

商品の背景

ことでんは、京急や京王、名古屋市営地下鉄など、都市部で活躍した電車たちを受け入れ、地域の足として新たな役割を果たしています。このように、都市部で役目を終えた電車が香川県において“第二の人生”を走り続けている姿は「動く博物館」とも称されており、多彩な車両が魅力的です。しかし、地元の方々にその魅力が意識されていないこともあります。「ことでん水」の発売は、地元に住む人々が自分たちの歴史や資産を再確認する機会となることを願っています。

商品概要

- 商品名：ことでん水（トレインウォーター）
- 価格：514円（税抜）／555円（税込）
- 先行発売日：2025年8月8日（香川県内）
- 取り扱い店舗：四国ショップ88、高松空港おさかなショップなど
- 全国販売：2025年9月よりオンライン販売開始

特徴

この商品の大きな特徴は、1080系の先頭車両1085を模型にしたデザインです。また、ことちゃんとの初コラボアイテムでもあり、ファンにはたまらない一品となるでしょう。QRコードにより、くるりの楽曲「コトコトことでん」をYouTubeで楽しむことができるため、水分補給をしながら音楽を楽しむこともできます。

地元への思い

松浦産業の松浦英樹副社長は、「ertungen」と思いを語ります。彼は、自企業の発展を通じて地域活性化にも貢献したいと考えています。好奇心や愛着が地元に戻ってきていることを実感し、それを新たな形で表現する「ことでん水」が、地域と人々をつなぐ架け橋となることを願っています。

また、松浦産業は地域の子ども支援にも取り組んでおり、「ことでん水」を通じて長期入院中の子どもたちに笑顔を届ける活動を行っています。電車のデザインは、子どもたちやその家族にとって親しみやすいものであり、楽しさを提供することが期待されています。

香川県の魅力を再発見し、みんなで楽しむきっかけにもなるこの「ことでん水」。ぜひ手に取って、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか。