Hi'Specが贈る新たな音楽体験
2018年、Hi'Specが制作した劇伴が第73回毎日映画コンクールにて音楽賞を受賞した映画『きみの鳥はうたえる』から6年が経過しました。そのHi'Specが再び手掛けた作品、三宅唱監督の最新作『夜明けのすべて』がついにオリジナル・サウンドトラックとして配信開始されました。
国際的評価
『夜明けのすべて』は、日本国内に留まらず、映画祭でも高い評価を得てきました。第74回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式招待され、さらに第14回北京国際映画祭では「最優秀芸術貢献賞」を受賞。これにより、作品の美しさと深さは多くの国際映画祭で認められ、今なお数々の映画祭で上映が続けられています。
Blu-ray & DVDも登場
日本国内でも、この作品のBlu-rayとDVDが販売されており、さらにデジタルセル・レンタル配信の開始も好評です。そして、特筆すべき点は、2024年8月からNetflixにて独占見放題配信もスタートするということです。これにより、より多くの視聴者が作品を楽しむことができます。
オリジナル・サウンドトラックの詳細
Hi'Specによる『夜明けのすべて』のオリジナル・サウンドトラックは、音楽芸術の新たな高みを目指し、特に感情に訴える楽曲が揃っている点が魅力です。以下がその詳細です:
- - アーティスト:Hi'Spec (ハイスペック)
- - タイトル:『夜明けのすべて』オリジナル・サウンドトラック
- - 価格:¥1,222
- - リリース日:2024年8月28日
収録曲リスト
1. Peer
2. London
3. Alphard
4. Common
5. Soon
6. Peers
7. Theme
サウンドトラックは、Hi'Specが制作だけでなくミキシングも手掛け、マスタリングは熊野功氏(PHONON)によって行われました。また、A&Rは増田武也(SUMMIT, Inc.)が担当しています。
『夜明けのすべて』の背景
本作は、瀬尾まいこの原作小説を映画化した作品です。原作は「そして、バトンは渡された」で2019年の本屋大賞を受賞した著者によるもので、三宅唱監督がその魅力を最大限に引き出しました。
主演には、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」での共演で話題となった松村北斗と上白石萌音が選ばれ、非常に特別な関係性を演じます。
ストーリー
本作は、社会人としての現実に悩む二人が、それぞれの抱える精神的な問題を通じて互いに理解し合い、支え合う様子を描いた作品です。月に一度やってくるPMSに悩まされる藤沢さんと、パニック障害を抱える山添くん。彼らの交流は、出会いの中で、自己理解を深めていく姿をのんびりとした温かさで描かれます。ヒューマンドラマとして、観る者に深い感動を与えることでしょう。
主なキャストとスタッフ
- - キャスト:松村北斗、上白石萌音、渋川清彦、藤間爽子、光石研 など
- - スタッフ:
- 原作:瀬尾まいこ『夜明けのすべて』
- 監督:三宅唱
- 音楽:Hi'Spec
制作チームは、映画業界における実力派が揃っており、クオリティの高い作品に仕上がっています。
公開は2024年2月9日です。
公式情報
本作は、ただの映画観賞を超えて心に響く体験になるに違いありません。多くの人に影響を与える作品として、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。