連結炭素会計機能提供開始
2024-07-16 10:38:24

ゼロボード、グループ経営企業向けに「連結炭素会計機能」提供開始 - サステナビリティ経営支援を強化

グループ経営におけるGHG排出量管理を効率化 - ゼロボードが「連結炭素会計機能」提供開始



企業のサステナビリティ経営支援を行う株式会社ゼロボードは、2024年7月16日から、グループ経営企業向けのGHG(温室効果ガス)排出量管理を効率化する「連結炭素会計機能」の提供を開始しました。

この新機能は、企業グループ全体におけるGHG排出量の算定と管理を、より正確かつ効率的に行うことを目的としています。従来、グループ企業間でのデータ収集やルール統一は、属人化やデータの不整合などの課題を抱えていました。しかし、「連結炭素会計機能」では、親会社がグループ内で用いるルールに基づいたデータ収集フォーマットを各社に展開し、一括管理が可能になります。これにより、データの正確性向上だけでなく、ワークフロー管理や誤入力検知機能も備えることで、第三者検証にも対応できる体制を構築します。

提供背景と目的



企業のサステナビリティ情報開示のフレームワークは、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言からISSB(国際サステナビリティ基準審議会)提案の基準へと移行しており、日本でもプライム上場企業を中心に、グローバル連結ベースのGHG排出量の算定と開示、そのデータに対する第三者保証の取得が義務化されていく流れにあります。

連結ベースでのGHG排出量算定では、親会社が定めたルールに基づいて、グループ企業からデータを収集する必要があり、第三者検証受審にはデータの正確性が不可欠です。ゼロボードは、このような課題を解決するため、「連結炭素会計機能」を開発しました。

「連結炭素会計機能」の主な機能



親会社によるルールに基づいたデータ収集フォーマットの展開: 各グループ企業に対して、排出係数、環境指標項目などのルールに基づいたデータ収集フォーマットを展開します。
一括データ収集・管理: グループ企業が指定フォーマットにデータ入力することで、親会社は一括でデータ収集・管理ができます。
ワークフロー管理と誤入力検知: ガバナンスを担保するため、グループ内での申請・承認経路を持つワークフロー管理と、誤入力検知機能を備えています。

「連結炭素会計機能」の利用メリット



属人化の解消: グループ企業間でのデータ収集プロセスを標準化することで、担当者の負担を軽減します。
業務効率化: データ入力、収集、分析の効率化により、業務全体の効率化を実現します。
データの正確性向上: ワークフロー管理と誤入力検知機能により、データの正確性と信頼性を高めます。
第三者検証対応: 正確なデータとガバナンス体制により、第三者検証にもスムーズに対応できます。

「連結炭素会計機能」の利用の流れ



「連結炭素会計機能」は、「Zeroboard」の有償オプション機能として提供されます。初期設定では、連結ベースでの階層作りや、申請・承認経路作成などを、ゼロボードのスタッフがサポートします。

今後の展望



ゼロボードは、今後も上場企業を中心に、グループ企業、サプライチェーン・バリューチェーン関連企業も含めたGHGをはじめとする幅広いESG関連データの正確な収集・算定・分析・改善対応について、テクノロジーを活用し、サステナビリティ経営をサポートするサービスを展開していきます。

ウェビナー開催



「連結炭素会計機能」について詳しく紹介する無料ウェビナーが開催されます。グループ企業間でデータ連携が必要な企業様、ガバナンスを担保したデータ授受に課題をお持ちの企業様は、ぜひご参加ください。

開催日時: 2024年7月18日(木) 11:00 - 12:00
申込期日: 2024年7月17日(水)
申込URL: https://zeroboard.jp/event/webinar/5090/

会社概要



社名: 株式会社ゼロボード|Zeroboard Inc. (https://zeroboard.jp)
所在地: 東京都港区三田三丁目5-27 住友不動産三田ツインビル西館10階
代表者: 代表取締役 渡慶次道隆
設立: 2021年8月24日
事業内容: GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」の開発・提供/サステナビリティ経営に関するコンサルティング/ユーザーコミュニティ「All Aboard!」の運営/ESG情報一元化ソリューション「Zeroboard Sustainability Platform」の開発・提供

【Zeroboardとは】

「Zeroboard」は、GHG(温室効果ガス)排出量算定・開示・削減までを支援するソリューションです。国内外のサプライチェーン排出量、製品別・サービス別の排出量(カーボンフットプリント:CFP)をクラウドで算定・可視化するほか、削減貢献量や水資源などの登録も可能で、各種レポートの出力にも対応。算定を入り口として、ユーザー企業の課題に合わせたGHG削減ソリューションを提供することで、企業の脱炭素経営を支援しています。

「Zeroboard」をベースに業界特有の機能を備えたプロダクトとして、建設業界向け「Zeroboard construction」、物流業界向け「Zeroboard logistics」を開発し、提供を始めています。また、欧州電池規則対応向けソリューション「Zeroboard for batteries」も展開中です。

※Zeroboard、zeroboard construction、zeroboard logistics、All Aboard!は、株式会社ゼロボードの登録商標です。


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会社情報

会社名
株式会社ゼロボード
住所
東京都港区三田三丁目5-27住友不動産三田ツインビル西館10階
電話番号

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