EV充電の新たな未来を描く
2025年に大阪で開催される日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」。この画期的なイベントに、新電元工業株式会社および高島株式会社が運営参加サプライヤーとして協賛することが決まりました。この協力により、会場内における電動車両(EV)の充電インフラを提供し、万博開催中の環境への配慮を高めていきます。
EV充電器の導入
新電元工業が製造する「見せない普通充電器 PM-CS09シリーズ」は、会場内の業務用車両駐車エリアに設置され、運営スタッフや警護要員などの通勤・移動用車両に対して、24時間充電サービスを提供します。このため、万博開催期間中は、EVドライバーたちが安心して充電できる環境が整えられ、持続可能な移動手段の一環としての役割を果たします。
万博のテーマと影響
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げた2025年の大阪・関西万博では、世界中の人々が集まります。この機会に、持続可能な開発や環境への配慮が重要視されています。新電元工業と高島の協業により、エコフレンドリーな充電インフラが構築され、万博全体のサステナビリティが向上することが期待されています。
新電元工業の挑戦
新電元工業は、さまざまな家電製品に使われるパワー半導体や、EV充電器の開発に特化した企業です。代表的な商品には、高出力の90kWや150kWクラスの充電器があり、充電体験の向上へ寄与しています。顧客により良いサービスを提供するため、エネルギー変換効率を極限まで追求し、持続可能な社会づくりに貢献する企業ミッションを常に意識しています。
高島株式会社の役割
一方、高島株式会社は多岐にわたる事業を展開する商社で、建材から電子デバイスまでを手掛けています。企業として掲げるミッション「事業を通じて社会に貢献する」を体現し、持続可能なソリューションを提供します。今回の万博では、グループ企業とも連携し、充電器の設置工事を行うなど、機能商社としての価値を創造していきます。
未来への道
今後、高島と新電元工業は、脱炭素社会の実現に向けてさらなる技術革新とサービス向上に努めるとともに、万博を通じたエココンシャスな取り組みを広めていくことでしょう。この二つの企業の連携は、未来の持続可能な社会を構築するための重要な一歩となると考えられます。
私たちの未来を変える可能性を秘めた特別なこのイベントに注目し、訪れるすべての人々がインスパイアされることを期待してやみません。