社会現象を巻き起こした「ビリギャル」の続編、2025年登場!
2013年に登場し、受験生やその親たちの間で大きな話題を呼んだ『ビリギャル』。その著者である教育者・坪田信貴氏の新作『勝手な夢を押しつける親を憎む優等生と、東大は無理とバカにされた学年ビリが、現役合格した話』が、2025年12月12日に発売されることが決定しました。この作品は、前作から実に12年ぶりとなる続編で、多くのファンがその内容に期待を寄せています。
現代の教育と夢に向き合う物語
『ビリギャル』は、累計発行部数が128万部を超えるベストセラーで、映画化されるなど社会現象を巻き起こしました。特に有村架純さんが主演した映画版は、観客動員200万人を突破し、28億円を超える興行収入を記録しました。今回の新作は、前作で描かれた物語のその後を描いています。
新刊の執筆にあたってのきっかけは、俳優・伊藤淳史さんの言葉「続編が見たい」という一言です。この言葉が、坪田氏の心に火をつけ、現代の教育事情を反映した新しい物語を書く決意につながりました。
現代的な問いかけ
近年、AIの登場や少子高齢化、多様性の進展が進む中で、「良い学歴が必ず幸せにつながるとは限らない」という現実に向き合わなければなりません。そんな中、子どもたちは「どうして勉強をしなければならないのか?」という根本的な疑問に直面しています。この新作では、5人の高校生たちがそれぞれの悩みを抱え、坪田先生との関係を通じて、その疑問に対して正面から向き合います。
物語のあらすじ
物語の中心にいるのは、“ビリギャル塾”に通う4人の高校生です。親から夢を強要される優等生の希栄、周囲から「東大は無理」と侮辱される翔太、集中力が続かず悩む健太、そして心を閉ざした美咲。彼らは、坪田先生の導きを受けながら、自分の内なる声と外部からの期待の狭間で葛藤します。
さらに白血病を患う少年・悠斗が登場し、「勉強しているときだけは、“患者”ではなく“受験生”でいられる」という言葉が、仲間たちの心に希望を灯していきます。SQO音声やAIを活用した教育法など、現代的なテーマも盛り込まれつつ、心温まるストーリーが展開されます。
読者に伝えたいこと
坪田信貴氏は、「すべてを書くことができた」という新作への思いを語り、家族や教師と生徒の関係を超えて、仲間や教え合いといった新たな教育観を示しています。「ビリギャル2」は、自らの人生に希望を持つ人々や、希望を見出せない人々にも響くメッセージを届けることでしょう。
新たな挑戦から生まれる希望の物語、「ビリギャル2」は、あなたの心を動かすことでしょう。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。
書誌情報
- - 書名: 『勝手な夢を押しつける親を憎む優等生と、東大は無理とバカにされた学年ビリが、現役合格した話』
- - 著者: 坪田信貴
- - 定価: 1,760円(税込)
- - 発売日: 2025年12月12日
- - 発行: 株式会社サンマーク出版
【本書の特設サイトはこちら】
www.birigal2.sunmark.co.jp