株式会社Pale Blue、SBIRフェーズ2のステージゲート審査通過
千葉県柏市に本社を構える株式会社Pale Blueは、文部科学省が推進する中小企業イノベーション創出支援プログラム(SBIRフェーズ3)において、事業フェーズ2に進むこととなりました。この決定は、ホールスラスタの研究開発および事業の進捗が順調であることが評価された結果です。今後、事業フェーズ2の交付額上限は7.9億円から19.6億円に引き上げられ、これにより更なる開発が期待されます。
SBIRフェーズ3の概要
SBIRフェーズ3基金は、3つの具体的なフェーズから構成されており、超小型水イオンスラスタ及びホールスラスタの開発、宇宙での実証実験を行います。Pale Blueは2025年10月から、このプロジェクトに取り組んでおり、各種スラスタの詳細設計や地上での検証を進めています。今回のステージゲート審査においては、技術の確立性、革新性、市場での優位性が確認されました。
開発する技術とは?
今回の事業テーマは、スペースデブリ低減に必要な技術の開発と実証です。具体的には、人工衛星の軌道からの離脱や衝突回避を可能にするための超小型水イオンスラスタ及びホールスラスタの開発に焦点があてられています。フェーズ2の期間は2026年12月末まで予定されており、その間に期待される成果は大いに注目されています。
Pale Blueの強み
Pale Blueは、小型衛星向けの推進機の開発・製造を手掛けており、国内外の衛星事業者にとって非常に信頼性の高いソリューションを提供しています。2020年に設立されて以来、数多くの推進機の宇宙での運用に成功し、具体的な実績を持っています。また、厳格な品質管理と効率的な生産ラインを設け、自社の製造拠点において高い生産能力を維持しています。このような体制により、増大する推進機の需要にも柔軟に応えているのです。
地球低軌道から深宇宙へ向けて
Pale Blueの目標は、宇宙産業の根底を支えるモビリティを創出することです。そのビジョンには、地球の低軌道から深宇宙に至るまでを視野に入れた次世代の宇宙開発を牽引する姿勢が明確に示されています。今後の技術革新と研究開発の進展が、どのように実を結ぶかに期待が高まります。
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