尿がんリスクを手軽に調べる「マイシグナル®」が提供開始

尿がん検査「マイシグナル®」がいよいよ登場

2024年12月9日、I&H株式会社が展開する「阪神調剤薬局」で、Craif株式会社が提供する尿がんリスク検査「マイシグナル®」の販売が開始されます。この新たな検査シリーズは、手軽にがんリスクを評価できることをコンセプトにしています。

病気の早期発見に向けた新しいアプローチ

「マイシグナルシリーズ」は、尿や唾液といった体液からがんリスクを評価する検査で、マイクロRNAを利用した高精度な解析を行います。このシリーズには以下の4つの検査が含まれています。

- マイシグナル・スキャン：がんリスクを高精度に評価する検査
- マイシグナル・ライト：手軽にがんリスクを測ることを目的とした検査
- マイシグナル・ナビ：がんに特化した遺伝子検査
- マイシグナル・チェック：DNAダメージをモニタリングする検査

これらは、いずれも体に負担をかけることなく実施できるのが魅力です。尿や唾液の採取は簡単で、身体への負担が少ないため、広く利用されることが期待されています。

生活習慣に役立つ情報を提供

「マイシグナルシリーズ」を通じて、自分自身の体質的なリスクを知ることで、生活習慣を見直すきっかけになるでしょう。日々のDNAダメージをモニタリングすることで、発症の予防に役立つ情報も得られます。一方で、これらの検査は必ずしも医療行為に代わるものではありません。あくまでリスク評価を行うツールであり、診断名は付与されません。

Craif株式会社について

Craif株式会社は、2018年に設立された名古屋大学発のベンチャー企業です。彼らは体液中から病気に関連する生体物質を高精度で検出できる「NANO IP®」技術を有し，次世代のがん検査の研究・開発を行っています。この技術を活用し、がんの早期発見をサポートする製品の開発に注力しています。

「マイシグナルシリーズ」は、がんの予防と早期発見を目指した大きな一歩となります。健康診断では気づきにくいがんのリスクを知らせてくれることで、より多くの人々が自らの健康に目を向ける助けになればと考えています。