革の着物が帰郷
2023-01-16 12:00:01

草加市伝統工芸の新たな魅力『THE LEATHER SCRAP KIMONO』が帰郷

草加市の革文化と『THE LEATHER SCRAP KIMONO』の誕生



埼玉県草加市は、古くから革産業に続く心安らぐ豊かな自然に恵まれた地域です。この町では、約100年の歴史を持つ皮革加工技術が育まれ、現在も160社、1600人の職人が貴重な伝統を受け継いでいます。この草加市で誕生した作品『THE LEATHER SCRAP KIMONO』が、2023年3月31日から草加市文化会館の伝統産業展示室で一般公開されます。

『THE LEATHER SCRAP KIMONO』の特長


この着物は、エゾシカ革を使用しており、国内外での評価も非常に高い逸品です。2022年2月にデザイナーの篠原ともえさんとそのクリエイティブチームによって制作され、ニューヨークのADC Annual Awardsでは銀賞と銅賞の二冠を達成しました。また、東京ADC賞にも選出され、多くの関心を集めています。こうした実績を持つ作品が草加の地に戻ってくるということで、展示が非常に楽しみです。

展示期間と詳細情報


展示は2023年3月31日まで行われる予定で、場所は草加市文化会館内の伝統産業展示室です。開館時間は10時から17時までで、入場は無料となっています。また、デザイナー篠原ともえさんの展覧会設営の様子を収めた動画『HOMECOMING to Soka city』も公開され、SOKA LEATHERの公式ウェブサイトやYouTubeにて視聴できます。

篠原ともえさんからのメッセージ


篠原ともえさんは、「草加市には100年近い皮革加工の歴史があり、その技巧は今もなお多くの職人たちに受け継がれています。革の加工から商品づくりまで一貫して行えるこの場所だからこそ、素晴らしい作品が生まれたと感じています。草加レザーの素晴らしい伝統と技術、そして美しい天然皮革の魅力をぜひ皆様に体験していただければ嬉しいです。」と語っています。

草加市の魅力


草加市はその革の伝統だけでなく、自然に恵まれた環境も大きな魅力です。展示を通じて、多くの人々がこの地域に足を運び、草加の豊かな文化と技術に触れる機会となることを願っています。草加市の街並みや職人たちの技を直に体験できる貴重な機会をお見逃しなく。展示室には、草加ならではの革製品や、地元の職人たちの仕事を知る展示も行われていますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

まとめ


『THE LEATHER SCRAP KIMONO』の展示は、草加市の伝統と革新が息づく重要なイベントです。革職人たちの技術や情熱が生み出したこの作品を通じて、草加市の魅力を再発見する旅に出かけましょう。体験を通して、草加の歴史的背景を知り、新たな文化的価値に触れることができる貴重な機会となることでしょう。ぜひ、足を運んでいただき、草加のレザーの世界に浸ってみてください。

会社情報

会社名
LEATHER TOWN SOKA Project team 事務局
住所
草加市中根1丁目14-1 河合産業(株)内
電話番号

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