Oisixの新たな挑戦
オイシックス・ラ・大地株式会社は、同社が展開する広告ソリューションサービス「Oisix ra daichi ADs」を通じて、食品業界に新たな風を吹き込もうとしています。このサービスは、業務用厨房機器を製造・販売する株式会社SieteXとの提携により、BtoC市場における商品の認知拡大を目指しています。特に、揚げ物の調理に特化した「Home SieteX」という商品が注目を集めています。
揚げ物の悩みを解消するSieteX
「Home SieteX」は、揚げ物を調理する際の悩みを解決するために開発された調理機器です。この機器は、特許取得済のバイオセラミックスを使用しており、揚げ物の油が水のようにサラサラになることが特徴です。これにより、吸油率が最大75%も低減され、ヘルシーに仕上げることが可能です。また、揚げ物の油臭さや清掃の手間を軽減するため、家庭や飲食店舗においても導入が進んでいます。
受託の背景と施策
オイシックスがこのプロジェクトを受託した背景には、広告配信における新たな技術の台頭があります。特に、サードパーティクッキーの規制強化により、企業は自社データを活用した広告配信の重要性が増しています。この環境において、オイシックスは、36万人の定期会員基盤を活かし、SieteXが抱えていたBtoC市場での認知拡大を支援する役割を担っています。
具体的な施策としては、商品の魅力を具体的に伝えるためのLP(ランディングページ)の制作を行いました。これは、フードスタイリストによる体験レポートやオリジナルレシピを盛り込み、プロの視点を通じたリアルな使用感を発信することに重きを置いています。このような取り組みによって、消費者が「機器の存在で豊かな食卓を実現できる」と感じられるように工夫を凝らしています。
顧客インサイトの確立
また、オイシックスは、定期会員を対象にアンケートを実施し、顧客のニーズを可視化しました。調査の結果、約7500の回答から、家庭で揚げ物を行う際に直面する課題が浮き彫りになり、さらに、「油の質や管理が良い揚げ物を、通常価格より高くても支持する」という顧客が70%以上いることが明らかになりました。このデータは、BtoCのプロモーション戦略だけでなく、BtoB市場でも活用可能です。
多角的な認知拡大施策
Oisixは、バナー広告やメールマガジンの配信を通じて、商品認知の拡大にも注力しています。特に、料理に興味を持つ層に特化した配送ボックスへのチラシ同梱は、効率的なアプローチとなっており、タイアップ前の売上が610%増加するという結果をもたらしました。
Oisixの未来とSieteXの可能性
オイシックス・ラ・大地は、Oisix、らでぃっしゅぼーや、大地を守る会のブランドを通じて、持続可能な食生活を実現するための取り組みを進めています。SieteXとの提携により、業務用から家庭用への橋渡しを行い、揚げ物調理のストレスを軽減することが今後のさらなる市場拡大につながることでしょう。広告メディアの進化とともに、新たな食文化を創造していくOisixの今後の展開に目が離せません。