CharlotteとPathosLogosの連携概要
企業の人事・労務業務の効率化を目指す、株式会社ユー・エス・イーと株式会社パトスロゴスが新たな連携を発表しました。両社のクラウドサービスが組み合わさることで、企業における人事業務のさらなる向上が期待されています。特に、業務の効率化に貢献する要素が多く、企業にとって大きなメリットとなるでしょう。
連携するサービスの特長
パトスロゴスが提供するのは、HR共創プラットフォームであり、複数の人事データを統合・管理するシステムです。一方、Charlotteは、社会保険や税務に関連した電子申請に特化したクラウドサービスを提供しています。この2つのサービスが連携することで、人事データの収集から申請に至るまでを一貫して支援する体制が構築されます。これにより、従業員の入退社や異動に伴う申請業務もスムーズに行えるようになります。
連携の仕組みとその利点
今回の連携では、APIを通じて自動的にデータを連携する技術が導入されています。企業が日常的に利用する人事・労務系SaaSから、PathosLogosがデータを収集し、その情報をCharlotteに迅速に連携します。この仕組みにより、手入力やCSV出力による煩雑な作業が不要となり、データの二重管理も回避できます。
さらに、必要な情報はシステムに自動的に反映されるため、申請書類の作成も一括で行えます。この結果、作業工数の大幅な削減や誤入力のリスクを軽減し、企業の運用負荷も軽くなります。
両社の強みと連携によるメリット
PathosLogosは人事領域に特化し、様々なSaaSを組み合わせることでデータを一元管理できるプラットフォームです。一方のCharlotteは、電子申請において強力な機能を持ち、労務業務の効率化を支援してきました。この協業により、両社の強みが活かされ、「人事データの統合基盤」と「申請業務の専用システム」がシームレスに連携します。これによって、正確かつ迅速な申請ができるようになることが期待されています。
計画されているスケジュール
今後のスケジュールとしては、2025年11月末より、初めの3種類の社会保険手続きで連携が開始される予定です。さらに2026年3月末までに、全ての電子申請関連業務への対応を完了する計画です。両社は、企業の人事・労務業務のDX推進に向けて、さらなるソリューションを提供し続けます。
両社が共有するビジョンには、企業の効率化だけでなく、そこで働く人々の業務負担を軽減することが含まれています。この取り組みは、働く環境の向上にも寄与することでしょう。
今後、この連携がどのように進化していくのか、そして企業の人事業務にどのような革新をもたらすのか、注目が集まります。両社からのさらなる情報提供に期待が寄せられています。