若鶴酒造が誇る新たな逸品「三郎丸Ⅴ」
富山県砺波市の若鶴酒造株式会社が、シングルモルトウイスキーシリーズの新作「三郎丸Ⅴ THE HIEROPHANT」を11月7日に販売開始します。
この作品は、2021年に蒸留されたシングルモルトウイスキーで、既に多くのファンに愛されている「三郎丸」シリーズの最新作です。
「三郎丸Ⅴ」には、特に2020年に発売された「三郎丸0 THE FOOL」や、毎年発表されているシリーズの他の作品と同様に、独自の製法が活かされています。
また、シリーズの中でも特にこの作品に注目すべき理由は、三郎丸蒸留所がエール酵母の変わった使用法を開発していることです。この方法では、熟成されたエール酵母がフレッシュなウイスキー酵母と組み合わさり、より深みのある香味が生み出されます。
その結果、まるで職人たちが次世代に技術を伝えるように、ウイスキーの製造過程にも新しい伝統が生まれています。
商品概要
- - 商品名: シングルモルト「三郎丸V THE HIEROPHANT」
- - アルコール分: 48%
- - 容量: 700ml
- - 蒸留年: 2021
- - 原材料: モルト(へビリーピーテッド)
- - 希望小売価格: 14,000円(税込15,400円)
- - ボトリング本数: 12,600本
- - 販売先: 国内、海外
さらに、カスクストレングスバージョンも登場します。こちらはアルコール度数が60%と高めで、次のような特徴があります。
- - 商品名: シングルモルト「三郎丸V THE HIEROPHANTカスクストレングス」
- - 容量: 700ml
- - 原材料: モルト(へビリーピーテッド)
- - 希望小売価格: 19,000円(税込20,900円)
- - ボトリング本数: 2,100本
- - 販売先: 国内(自社オンラインショップ)、海外
デザインのこだわり
このウイスキーのラベルデザインは、タロットカードをモチーフにしています。特に、「教皇(THE HIEROPHANT)」のカードが使われており、これは師匠や指導、精神的な規範を象徴しています。デザインは富山県出身の切り絵作家、加野由希絵氏によって手がけられました。
限定販売の詳細
オンラインショップ「私と、ALC.」では、「三郎丸Ⅴ THE HIEROPHANT」通常版とカスクストレングスセットの抽選販売が行われます。購入希望者は、事前に会員登録を済ませた上で、クイズに参加して応募する形になります。
申込期間: 2024年11月7日12:00から11月13日23:59まで。
また、当選者には直接メールで通知が送られますので、応募はお一人様1回までです。
三郎丸蒸留所の歴史
三郎丸蒸留所は、1862年に創業された若鶴酒造の一部で、北陸最古のウイスキー蒸留所として知られています。1952年からウイスキー製造を開始しましたが、特に2017年に現社長の稲垣貴彦のもとで大規模な改修が行われ、イノベーションが進んでいます。
地元の材料を活かしたウイスキー作りを追求し、国際的に評価される製品を生み出しているのです。
【会社概要】
- - 企業名: 若鶴酒造株式会社
- - 創業: 1862年
- - 所在地: 富山県砺波市三郎丸208
- - 代表取締役 社長兼CEO: 稲垣貴彦
- - 公式サイト: 若鶴酒造