TOMAS TECHの受賞概要
2025年7月23日、株式会社シムトップスが主催した「i-Reporter Partner Award 2025」で、TOMAS TECHは「グローバルエクセレントパートナー賞」を受賞しました。この賞は、全世界のパートナーの中から、販売実績と顧客支援の面で顕著な成果を収めた企業に贈られるものです。特にTOMAS TECHは、製造業や物流業を中心としたクライアントに向けて、単なるソフト導入だけでなく、その後の運用定着や業務改善までを総合的にサポートしてきた点が高く評価されています。
i-Reporterとは
i-Reporterは、紙やExcelの帳票を電子化し、現場での入力をリアルタイムで共有できる現場DXソリューションとして広く知られています。製造、物流、建設などの業種でペーパーレスを推進し、入力効率や情報共有のスピードを大幅に向上させることで、業務の効率化を実現します。
新興国でのニーズへの対応
近年、 ASEANなどの新興国の製造業や物流業では、熟練人材不足やトレーサビリティの強化、環境への配慮といったテーマが重要です。TOMAS TECHはオフィスの外に出て、顧客企業が導入後すぐにスムーズに運用できるよう、現地の事情を考慮した提案を強化してきました。特にタイでは、このような支援が着実に実を結びつつあります。
業種別導入シナリオの効果
TOMAS TECHは、業種別の導入シナリオを提供し、製造業や物流業、食品業界に特化した活用シナリオを提案することで、顧客の課題解決に大きく貢献しました。さらに、教育や研修コンテンツの充実を図り、動画マニュアルやワークショップを通じて、担当者が直感的にシステムを活用できる環境を整えました。
現場改善コンサルティングの実績
また、現場改善コンサルティングを行い、導入後の運用定着を重視した支援を実施しました。これにより、入力工数の削減やトレーサビリティの確立が進み、顧客企業の生産性向上にもつながっています。多くの導入企業で帳票入力工数や紙コストの削減、品質管理体制の強化が実現され、アジア各地への展開が加速度的に進んでいます。
受賞の感謝と今後の展望
受賞にあたって、代表取締役社長の野崎涼氏は、「このように評価していただけたことを、社員一同大変光栄に思っております」と感謝の意を表しました。今後もi-Reporterの普及を進めることを目指し、さまざまな業種に特化した事例やマニュアルの充実、さらに生産管理システムやIoT機器との連携を強化することで、今まで以上に包括的な現場DXソリューションを提案していく予定です。
会社概要
TOMAS TECHの本社はタイのバンコクにあり、2021年に設立されました。システムコンサルティングやシステム設計、運用・サポート業務を行っています。
- - 会社名: TOMAS TECH CO., LTD.
- - 所在地: バンコク(タイ)
- - 代表者: 代表取締役社長 野崎 涼
- - 公式サイト: tomastc.com
i-Reporter導入実績
2025年8月時点でi-Reporterは、16か国に393社が導入し、ユーザー数は12,375にのぼるなど、急速に普及しています。特にASEAN市場への展開において、TOMAS TECHの貢献が評価されています。