新しい食の提案、エノキートが登場
長野県中野市に本社を構える株式会社小池えのきが、食肉不使用の新しい代替肉「エノキート」を開発しました。このプロジェクトは、えのき生産者の思いが詰まったもので、持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献しています。現在、この商品はクラウドファンディングプラットフォームMAKUAKEにて販売がスタートし、初日で目標金額を100%達成するなど、多くの支持を集めています。
「エノキート」の特長
「エノキート」の魅力は、主原料にえのきを使用していることでしょう。えのきを5mmの大きさにみじん切りにし、ひき肉のように扱うことで、肉の食感を見事に再現しています。さらに、玉ねぎや大豆ミート、パン粉、調味料を加えることで、ハンバーグの形に仕上げました。生産者たちは、えのきが肉の代用として持つ数少ない要素を最大限に活かし、肉や卵などの動物性成分を一切使わずに、まったく新しいパティを生み出しました。
健康面への配慮
エノキートには、タンパク質を豊富に含みつつ、脂質とカロリーを減少させた特長があります。そして、食物繊維がたっぷり含まれています。開発期間は2年以上かかり、水分が多いえのきを使用することによる食感の問題の解決に心血を注いできたのです。最終的には、えのきと他の材料の黄金比を見出すことに成功し、美味しいエノキートハンバーグが完成しました。
バリエーション豊かな味わい
エノキートは、食肉不使用にも関わらず、3種類の異なるソースを楽しむことができます。特に、お試しセットや信州中野産のきのこを組み合わせた詰め合わせが用意されており、利用者の皆さんに新たなきのこの魅力を知ってもらう機会を創出しています。
きのこの消費を促進する取り組み
株式会社小池えのきは、エノキートの販売を通じて、きのこの消費を促進する「明日はきのこを食べようプロジェクト」を進めています。現在、1世帯あたりの年間きのこ消費量は約8kgですが、倍増を目指して、通年で楽しめるレシピを提案。冬場の鍋物需要に頼る傾向が強い中、エノキートは新しい食のスタイルを提供することができます。
エノキートは、単なる代替肉という枠を超え、新しいきのこの可能性を広げる食品として注目を集めています。この機会に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。クラウドファンディングでの購入を通じて、持続可能な未来への一歩を踏み出しましょう!
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