イルミメディカルの新たな一歩
イルミメディカル株式会社は2024年12月1日より、経営執行体制を刷新し、社外監査役として平川秀年氏、顧問として迫田邦裕氏を迎えることを発表しました。この新しい体制の下、特にコーポレートガバナンスの強化や、医療技術の進化を目指した組織づくりを推進していく方針です。
新たに就任するメンバーの経歴
平川秀年氏のプロフィール
平川氏は2006年に公認会計士試験に合格し、PwCあらた有限責任監査法人での経験を経て、株式会社GA technologiesに転職。取締役としての活躍が評価され、2018年に同社を東証マザーズに上場させました。幅広いM&AやIRの実績を持ち、その経営管理経験は当社にとって大きな資産となるでしょう。
彼は「光を利用した治療技術の実用化」へ共感し、医療現場でより多くの患者へ新しい治療法を届けることに期待を寄せています。医療業界の変化を見逃さず、組織の成長を後押しするため、積極的に貢献していきたいと述べています。
迫田邦裕氏のプロフィール
迫田氏は、東京医科大学を卒業後、心臓カテーテル手術の専門医として大学病院で13年間勤務し、大学院で博士号を取得。以降は家業の金型メーカーで新規事業を担当し、医療と製造の融合を試みるなど、医療技術の発展に寄与してきました。彼は2024年12月よりイルミメディカルの顧問として参画し、臨床経験をもとに会社の製品開発に貢献する意向を示しています。
組織の強化を図る新体制
今回の監査役会設置会社への移行により、イルミメディカルは設立からの成長を次のステージへ進めることが期待されています。共同体制のもと、平川氏の経営戦略、迫田氏の医療知識を融合させることで、より洗練された製品の開発が進められるでしょう。
代表取締役の塚本俊彦氏は、新体制を迎えることが非常に光栄であると述べ、平川氏と迫田氏の参加により、社内体制を本格的に拡大させる考えを示しています。また、市場において「世界初」の医療機器を目指していることにも言及し、医療機関との連携強化を非常に重視しています。
未来への展望
この新しい体制を通じて、イルミメディカルは「光を利用した治療技術の実用化」というミッションを加速していく予定です。新しい治療法を必要とする患者に、有効な選択肢を提供することが企業としての責務とし、医療技術の革新を追求します。
今後は新しい監査役および顧問のもと、迅速かつ信頼性のある製品開発を進めることで、医療現場での実用化へとつなげることが期待されます。私たちの医療が更に充実する未来を願うばかりです。