NBSとリスクモンスターが業務提携
ネットビジネスサポート株式会社(NBS)は、リスクモンスター株式会社との業務提携を発表しました。この提携により、両社はそれぞれの強みを融合し、より充実した与信管理とコンプライアンスチェックのサービスを提供することが可能になります。特に、NBSが提供する「Beegleデータ」とリスクモンスターが蓄積している与信リスク情報を相互に補完することで、新しい形の企業データの創出が期待されています。
Beegleデータの強化
NBSは現在、WEBから企業の基本属性を集めた「Beegleデータ」を提供していますが、ここに「与信チェック」や「反社チェック」の機能を追加する予定です。これにより、提供されるデータ項目の網羅性が高まり、今まで「不明」や「空欄」が多かった「売上」や「従業員数」の情報が一層堅実なものになります。加えて、これらのデータが定期的に更新されることで、ユーザーが常に新鮮な情報を得ることができるようになります。
AI・APIの利活用
最近では、AIサービスの普及が進み、企業データのAPI利用が急速に広がっています。NBSとリスクモンスターの提携により、企業が「マスタデータ」として両社のサービスを活用することで、効率的な情報取得が可能となります。これにより、一般企業における新規開拓アタックリストの作成や、既存のSFAやCRMとの連携による業務の効率化が見込まれます。
また、企業の信用力を可視化した「RM格付」や、取引企業の反社リスク情報を簡単にチェックできる仕様も導入される予定です。これによって、営業現場におけるリスクマネジメントがさらに強化されるでしょう。
リスクモンスターの企業紹介
リスクモンスターは、与信管理サービスを提供する企業で、約550万社の独自データベースをもとに、日々リスク評価を行っています。この情報は、高精度な企業信用格付や反社リスク情報を提供し、安心・安全な取引の実現をサポートしています。金融機関やビジネスパートナーにとって、リスクモンスターの情報は非常に重要な役割を果たしています。
NBSの企業紹介
一方、ネットビジネスサポートは、WEBとリアル情報からデータを取得し、次世代型の企業データ「Beegleデータ」を開発しています。新規開拓のための「Papattoクラウド」やリードデータのクレンジングサービス「B-Plus」など、多様なクラウドサービスを提供し、企業のデジタルマーケティング活動をサポートしています。
この業務提携は、企業情報の質が向上するだけでなく、企業のリスク管理に関する新しい可能性を切り開くものであり、今後の展開が非常に楽しみです。両社の連携による新サービスは、ビジネスシーンにおける信頼性を一層高めることでしょう。