シェアサイクル『チャリチャリ』の交通安全への取り組み
シェアサイクルサービス「チャリチャリ」は、公共交通手段としての役割を果たしながら地域に根ざした成長を目指しています。2018年に福岡で開始したこのサービスは、現在全国9都市にて約7,900台の自転車と2,300以上の駐輪ポートを展開し、累計2800万回以上の利用が記録されています。このたび、2024年11月1日より施行される改正道路交通法に関連して、新たな自転車の交通ルールを周知する活動に着手しました。
安全啓発の重要性
交通ルールの周知や、自転車利用者のマナー向上を図るため、チャリチャリでは街頭で交通安全を呼びかける活動を行います。交通安全が一層重要視される中、特に強化される自転車の飲酒運転やながら運転(スマホを見ながらの運転)について注意喚起を行います。
このような取り組みを通じて、チャリチャリは「まちの移動の、つぎの習慣をつくる」というミッションを掲げ、全ての利用者にとって安心・安全な移動手段を提供すべく努めています。
具体的な活動内容
行われた街頭活動の詳細は以下の通りです。
- 日時: 10月28日(月) 16:00〜17:00
- 場所: 博多駅前広場
- 主催: 福岡県警察
- 参加: 福岡県、福岡市、チャリチャリ株式会社
- 日時: 10月31日(木) 16:00~17:00
- 場所: 西鉄久留米駅東口ロータリー広場
- 主催: 久留米市、チャリチャリ株式会社
- 参加: 福岡県警察久留米警察署
- 日時: 10月30日(水) 17:30〜18:00
- 場所: 佐賀駅前交流広場、サガハツ付近
- 主催: 佐賀県警察
- 参加: 佐賀大学、交通対策協議会、チャリチャリ株式会社
- 日時: 10月31日(木) 15:30〜16:30
- 場所: あつたnagAya付近
- 主催: 愛知県警察
- 参加: 警察署、名古屋市など
- 日時: 11月1日(金) 8:00〜9:00
- 場所: JR名古屋駅前
- 主催: 名鉄協商株式会社
- 参加: 愛知県警察中村警察署
- 日時: 11月1日(金) 17:00〜17:30
- 場所: 花畑広場
- 主催: 熊本県警察
- 参加: 熊本県、熊本市、チャリチャリ株式会社
これらの活動により、参加者が交通規則を守り、安心して自転車を利用できる環境づくりを進めています。
チャリチャリの利用方法
「チャリチャリ」のサービスは、スマートフォンアプリを使用して気軽に利用可能です。赤い自転車の鍵をアプリで解除するだけで、すぐに自転車に乗れます。料金は、通常自転車が1分7円、電動アシスト自転車は1分17円と、1分単位での料金体系です。これにより、日常生活におけるちょっとした移動に非常に便利な選択肢となっています。
まとめ
今後もチャリチャリは、地域の交通安全を推進し、全ての利用者が安心して利用できる交通手段を確保することに力を入れてまいります。また、ポートオーナーを募集しており、空いたスペースを活用して地域貢献できるチャリチャリのポート設置の機会も提供しています。詳しくはチャリチャリの公式ウェブサイトをご覧ください。