GBAのIoT技術開発
2016-09-30 13:00:19

GBAがIoT推進に向けた超低消費電力技術の研究開発に参画

GBAが参加するIoT推進の新たな研究開発



株式会社ジービーエー(GBA)は、超低消費電力データ収集システムに関する研究開発に参画しています。このプロジェクトは、日本の国立研究開発法人であるNEDOが主導しており、IoT(モノのインターネット)を推進する目的で進められています。この研究の狙いは、さまざまなデバイスがインターネットに接続され、収集したデータが分析される時代を見越したものです。GBAはこれまで20年以上にわたり、組込みデータベースの開発とサポートを手掛けてきたメーカーであり、今回の研究開発においてもその技術が期待されています。

プロジェクトの概要



GBAは、超低消費電力で動作するセンサー技術の開発に取り組み、データを迅速に分析し、有効な情報をクラウドに送信することを目指します。このプロジェクトは、以下の4つの主要な研究開発項目から構成されています。

1. 超低消費電力センサモジュールの開発
2. 自立電源モジュールの開発
3. 高密度実装モジュール技術の開発
4. データ収集システムの試作開発

特に、データ収集システムの試作開発は、GBAがDSPCと協力して行う重要な部分であり、センサーやデバイスから集まるデータを迅速に処理することで、インテリジェントデータベースの構築を目指します。このデータベースは、機械学習を活用してデータの予測を行い、異常値のフィードバックを可能にします。

インテリジェントデータベースの利点



「インテリジェントデータベース」の導入により、IoTシステムの安全性とコスト効率を大きく向上させることが期待されています。通常、全てのデータをクラウドに送信する必要があるところを、有効なデータのみを抽出して送信することができるため、クラウド側のリソースを節約し、コストを抑えることができます。また、データベース側で予測処理を行うことで、障害の予防にも寄与します。これによりユーザーは、より安心してIoTシステムを利用することができます。

地域の支援と今後の展開



本研究は、長野県塩尻市の塩尻インキュベーションプラザで行われ、地域の産業振興にも寄与することが期待されています。塩尻市の産業振興事業部長、篠原清満氏は、IoTによる新たな価値の創出が進む中で、塩尻市から世界へ向けた技術の発信ができることを喜ばしく思うとコメントしています。

今後、GBAはデータベースの機能を強化し、セキュリティの向上やデータ圧縮技術の開発を進めるほか、具体的にはFA市場向けのデータロガーや医療系システムとの連携を積極的に進めていく計画です。これによりIoT関連事業のさらなる拡大が見込まれています。

会社概要



  • - 社名: 株式会社ジービーエー(GBA Co., Ltd.)
  • - 所在地: 〒399-0737 長野県塩尻市大門八番町1番2号 クリエイティブプラザ107号室(SIP)
  • - 代表取締役: 岩井昇一
  • - 設立: 2008年5月30日
  • - 事業内容: IoT向けデータベースソフトウェアの研究開発および販売、データベースシステムコンサルティング
  • - URL: http://www.gbac.co.jp

GBAの取り組みが、今後のIoT時代において重要な役割を果たすことが期待されています。

会社情報

会社名
株式会社ソルティスター
住所
長野県塩尻市大門八番町1番2号塩尻インキュベーションプラザ107号室(SIP)
電話番号

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