小諸市のリユース
2024-07-29 16:35:14

小諸市が『おいくら』と連携しリユース文化を推進します!

長野県小諸市は、2024年7月29日から、株式会社マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム『おいくら』との連携を開始します。この取り組みは、地域内の不要品を再利用し、廃棄物の削減を図ることを目的としています。小諸市にとって『おいくら』の導入は初めての試みです。

小諸市では、これまで古着の回収などリユースを推進してきましたが、市民がより参加しやすい体制の構築が求められていました。その一方で、マーケットエンタープライズはリユース事業を中心に様々なネットビジネスを展開し、SDGsの実現に向けた活動を続けています。両者のニーズが一致したことから、この重要な協定が成立しました。

『おいくら』とは、不要な品物を売りたい人が、全国の加盟リサイクルショップに査定を一括で依頼できる便利なプラットフォームです。一回の依頼で、複数の店の買取価格を比べられる点が人気を集め、2024年1月末までに約120万人が利用しています。

小諸市では、現在のごみ収集体制では、大型ゴミや重い品物を自ら運び出さなければならないため、市民からは「運ぶのが難しい」という声が寄せられていました。しかし、『おいくら』を利用すれば、出張買取サービスが利用でき、市も負担なく大型品の対応が可能になります。さらに、家電の中でも、使用できるものは買取対象になります。

7月29日には、小諸市の公式サイトにおいて『おいくら』の情報が公開され、直接不用品の一括査定申し込みができるようになります。このパートナーシップにより、不要品の二次流通が促進され、循環型社会の形成が期待されるだけでなく、自治体の廃棄物処理を効率化しコストを削減する効果が見込まれています。これにより、市民が『廃棄』ではなく『リユース』を選ぶ意識を高め、地域におけるリユース文化が根付くことが期待されます。

小諸市は、雄大な浅間山の南斜面に位置する、詩情豊かな高原都市です。1954年に複数の町と村が合併し市制を施行。2024年度には市制70周年を迎えます。現在の人口は約41,500人で、地域の特性を生かした持続可能な社会に向け、官民一体の取り組みが進んでいます。

マーケットエンタープライズは2006年に設立され、リユース事業をメインに、メディア事業やモバイル通信事業の展開を行っています。215年には東証マザーズに上場、その後も成長を続け、ネット型リユース事業で720万人以上の利用者を持つ大企業へと成長しています。小諸市の取り組みが、持続可能なリユース文化を市民に根付かせる大きな一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社マーケットエンタープライズ
住所
東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階
電話番号
03-5159-4060

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