テイラー、資金調達
2022-09-06 09:00:02

テイラーが5.7億円の資金調達を実施し、業務システム開発基盤を強化

テイラー、5.7億円の資金調達で業務システムを革新



テイラー株式会社が、Yコンビネーターとグローバル・ブレインから約5.7億円を調達しました。これは、デジタル化の波に乗り、企業の業務システムの基盤を強化するための重要な一手です。特に、従業員が3,000名以上の大企業において、カスタマイズされた業務システムのニーズが高まっています。

資金調達の背景



最近、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、多くの組織が業務のデジタル化を急ピッチで進めています。これに伴って、エンタープライズ向けシステムの重要性も高まっており、テイラーは「Tailor Platform」を通じて、業務の効率化を目指しています。このプラットフォームは、システムエンジニアリングのリソースを最適化し、企業のニーズに応じたシステムを迅速に開発することを可能にします。

「Tailor Platform」でのメリット



「Tailor Platform」は、企業が必要な機能を個別にカスタマイズすることに加えて、共通のバックエンド機能をAPIとして提供します。このアプローチにより、システムの構築がスピーディーに行えるだけでなく、複雑な全体像を理解し、エンジニア以外のメンバーもプロダクト開発に参加できる環境を整えています。これにより、社員全体がプロジェクトに貢献する形が促進されるでしょう。

調達先の影響力



資金の調達を行ったYコンビネーターとグローバル・ブレインは、スタートアップ支援の分野で非常に高い評価を受けている企業です。グローバル・ブレインは、過去にメルカリやBASEといった成功した企業を輩出しており、幅広いステージでベンチャー企業の成長をサポートしています。一方、Yコンビネーターは、世界的なスタートアップ育成プログラムを運営し、AirbnbやDropboxなどの名だたる企業を育てた実績があります。

テイラーは今回の資金調達を通じて、さらなる基盤の強化と人材採用を進め、さらなる業務のデジタル化を加速させる方針です。

会社のビジョンと今後の展望



テイラーは「Empower every company to deploy any ideas(誰もがデプロイできる社会を創る)」というミッションを掲げており、業務システムの現代化を通じて、多様な企業にイノベーションをもたらすことを目指しています。特に、テイラー代表の柴田陽氏は、マッキンゼーや数社の創業・売却を経てこの会社を設立。彼は、デジタル技術の活用が今後のビジネスモデルの鍵であると確信しています。

結論



テイラー株式会社の資金調達は、企業のデジタル化を進める重要なステップとなります。今後、テイラーが開発する「Tailor Platform」がどのように各企業に影響を及ぼすか、注目が集まっています。業務システムの現代化を目指すその活動は、テクノロジーの進化とともに、業界全体に新たな風を吹き込むことでしょう。

会社情報

会社名
テイラー株式会社
住所
東京都港区海岸1-7-1
電話番号

トピックス(IT)

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