国産SAFの普及奮闘
2025-11-11 14:27:20

国産SAFの普及で持続可能な未来を目指す「ACT FOR SKY」への加盟

国産の持続可能な航空燃料(SAF)の普及を目指す有志団体「ACT FOR SKY」に加盟したことを発表しました。この団体は、日本国内でのSAFのサプライチェーンを構築し、普及を促進することを目的としています。具体的には、SAFの製造や供給に直接関与する「ACTメンバー」と、サプライチェーンの構築を支援する「SKYメンバー」で構成されています。私たちは「SKYメンバー」として、この活動に参加します。

持続可能な航空燃料の重要性



環境問題への関心が高まる中、航空業界における二酸化炭素(CO₂)の排出削減が急務となっています。特に、航空機からの排出が多いことから、私たちは「サステナブルNRT2050」において具体的なCO₂削減目標を掲げ、航空機の排出を減らすためにSAFの普及を積極的に推進しています。

ACT FOR SKYへの加盟がもたらす効果



ACT FOR SKYに加盟することで、当社の取り組みの幅が広がります。特に注目しているのが、「Scope3環境価値」取引の実証プロジェクトへの参加企業の拡大です。このプロジェクトでは、航空燃料の供給に関与する企業や団体と連携し、環境価値の創出を目指します。

また、地産地消によるSAFのプロジェクトも進行し、地域のサプライチェーン各社との連携を強化していく予定です。これにより、地元の資源を活用したSAFの供給が実現し、日本全体の環境負荷を軽減することが期待されます。

日本の玄関口としての役割



成田空港は日本の玄関口であり、世界との重要な接点となっています。この立場を活かして、私たちは国産SAFの社会実装の促進に大きく貢献していく考えです。関係者との連携を強化し、持続可能な航空燃料を広めることで、航空業界の脱炭素化を目指します。

未来への展望



SAFの普及に向けた私たちの取り組みは、今後も続けていきます。具体的な案件に関しては、成田空港でのSAFの“千産千消”に向けた取り組みも進行中です。ここでは、空港の騒音対策用地で栽培されたスイートソルガムからバイオエタノールを製造し、その後SAFとして航空機に供給される見込みです。

このような取り組みを通じて、私たちは持続可能な航空業界の実現に向けた道筋を示していきます。情報の詳細は、ACT FOR SKYのホームページをご覧ください。


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会社情報

会社名
成田国際空港株式会社
住所
千葉県成田市成田国際空港内NAAビル
電話番号

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