伊豆の美術展
2025-09-30 10:16:30

伊豆半島の貴重な仏像と印象派絵画を楽しむ特別展開催

伊豆半島の美術の魅力に触れる特別展



2025年10月4日から2026年1月12日まで、静岡県下田市の上原美術館で特別展が開催されます。この展覧会では、伊豆半島の貴重な仏像と印象派の名作が一堂に展示され、訪れる人々に新たな美の体験を提供します。

展示のハイライト


【仏教館】特別展「伊豆のみほとけ」



この特別展では、伊豆半島に伝わる各地の仏像を紹介します。特に見逃せないのが、南伊豆町入間にある十一面観音像の公開です。この観音像は平安時代に造られたもので、寺外初公開となります。華奢な上半身に対し、力強い下半身を持つこの像は、30年間その姿を隠していましたが、ついに観覧の機会がやってきました。

また、西伊豆町宇久須の薬師如来像や、伊豆市市山の観音菩薩像も展示され、鎌倉時代の技術を感じさせる実物を間近で見ることができます。これらの仏像は、かつては寺院の中でしか見ることができませんでしたが、今回は特別に公開されます。さらに、三島市の光安寺に伝わる地蔵菩薩像など、地域の文化を実感できる貴重な展示が多彩です。

【近代館】企画展「印象派をたのしむ」



近代館では、上原コレクションから印象派の絵画が披露されます。「ちいさなまなざし」をテーマに、コレクターや鑑賞者、画家自身の視点を通して、作品群を楽しむことができます。特に、アルフレッド・シスレーの「秋風景」や、クロード・モネの「雪中の家とコルサース山」、ルノワールの「アルジャントゥイユの橋」など、多彩な作品が揃っています。

これらの印象派作品は、当時のフランスの風景や人々を映し出しており、見る人々を魅了することでしょう。特に、シスレーの作品は彼が愛した風景を象徴しており、日本のコレクターが見たその情景が込められています。

展覧会の詳細


  • - 会期: 2025年10月4日(土)~2026年1月12日(月・祝)
  • - 開館時間: 9:30–16:30(最終入館は16:00まで)
  • - 会場: 上原美術館(静岡県下田市宇土金341)
  • - 料金: 一般 1,000円、学生 500円、高校生以下 無料(団体割引あり、障がい者半額)

さらに、展覧会中には、学芸員によるギャラリートークが開催され、作品の背景や魅力について解説いただけます。これに参加することで、より深く展示を楽しむことができるでしょう。

まとめ


この特別展は、伊豆半島の文化遺産と印象派に触れ、視覚と心に残る体験を提供する絶好の機会です。美術を愛する人々はもちろん、広く多くの人にとっても、心温まる瞬間を見逃さないでください。煩雑な日常から離れ、心のゆとりを求めて上原美術館を訪れ、新たな発見を楽しみましょう!


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