アジア学院のクラウドファンディングが初日に目標達成
アジア学院が2026年8月1日より開始したクラウドファンディング「隣人とやさしく生きる」が、初日で目標金額の100万円を達成しました。
このプロジェクトは、アジア・アフリカ・中南米等の農村コミュニティリーダーを対象にした9か月の研修プログラムの一環として行われる「西日本研修」に必要な費用を募るものです。現在、同学院はネクストゴールを220万円に設定し、2026年9月30日まで支援を募っています。
助成金の不採択からのスタート
1973年に設立されたアジア学院は、毎年11月に行う「西日本研修」を通じて、学生たちが日本の歴史的な社会問題に直面し、それを自ら考える機会を提供しています。しかし、今年度は予定していた助成金が不採択となり、物価の高騰や円安も影響し、資金調達のためにクラウドファンディングに踏み切りました。
初日の目標達成に際して、多くの支援者が寄せられ、感謝の気持ちが溢れています。アジア学院は、これからの資金調達が学生たちの実際の体験にどれほど重要かを痛感しています。
西日本研修の内容
「西日本研修」は、マイクロバスを利用して12日間にわたり、約3,000kmの道のりを巡ります。訪問地には、水俣、広島、大阪などが含まれ、そこで日本が抱えてきた歴史的な課題を学ぶことができます。具体的には以下の地点を訪問します。
- - 町田: アジア学院の教育の起源に触れる農村伝道神学校
- - 浜松: 医療・福祉の先駆者である聖隷福祉事業団
- - 伊賀: 有機農業専門の愛農学園農業高等学校
- - 大阪: 被差別の歴史に向き合うNPO釜ヶ崎支援機構
- - 水俣: 水俣病の歴史に関する考証館
- - 広島: 平和の重要性を学ぶ平和記念資料館
研修を受けた学生たちは、訪問後に「これは私の国で起きていることだ」、「日本を見ているのに自国を見ているようだった」と感想を述べることが多くあります。このように、異なる国や背景であっても、共通の痛みを持つことに気づくことが、彼らの帰国後の活動への刺激になります。
更なる支援の呼びかけ
募集した100万円は交通費に充てられますが、全体の研修を実施するには宿泊費や食費、研修費が別途必要です。そのため、アジア学院は次の目標として220万円を掲げ、皆様からの更なる支援を心よりお待ちしております。
- - 交通費(マイクロバス・フェリー等): 約100万円 ← 達成済み
- - 宿泊費・食費: 約100万円
- - 研修費(施設利用料・講師謝礼等): 約20万円
「初日の支援に驚き、改めて責任を感じています。分断が進む世界の中で、痛みに向き合う力を育むこの研修が、いかに多くの方に支持されているかを実感しています。皆さんと一緒に、待ち受ける出会いを支えていきたいと考えています。」
キャンペーン詳細
- - プロジェクト名: クラウドファンディング「隣人とやさしく生きる」
- - 実施期間: 2026年8月1日(土)〜2026年9月30日(水)
- - 初期目標金額: 1,000,000円(初日に達成)
- - ネクストゴール: 2,200,000円
- - URL: アジア学院公式クラウドファンディングページ
アジア学院は、より多くの支援者の応援を受け、研修を通じて世界の現実を理解するための努力を続けます。