群馬県太田市では、2025年3月9日(日)に太田市20周年記念事業として「群馬交響楽団と20周年記念合唱団 第九コンサート」が開催されます。このコンサートに向けて、6月18日(火)に太田市学習文化センターで、第九コンサートの初心者クラスが開講しました。
当日は約250人の受講者が集まり、清水聖義太田市長や上野喜浩さん(群馬交響楽団音楽主幹)、初心者クラスの指導を行う須田三枝子さんが挨拶を行い、参加者を激励しました。今後、9月末まで昼・夜の部を合わせると400人を超える参加者が、ドイツ語の発音を含めた合唱練習を行う予定です。
合唱指導には、現在、東京混声合唱団常任指揮者を務めるキハラ良尚さんが就任しました。キハラさんは10月から始まる一般練習会から本番まで合唱指導を行い、3,000人の参加者と共に第九を歌い上げます。
キハラ良尚さんは、16歳より指揮を小澤征爾氏に師事し、グラーツ国立音楽大学より最優秀評価として「Würdigungspreis」を受賞するなど、輝かしい経歴を持つ指揮者です。今回の合唱指導について、キハラさんは「“第九”は世界中で歌い継がれ、多くの人々に喜びと感銘を与え続けています。皆さんと世界に一つだけの“第九”を一緒に作り上げ、太田市から発信し、喜びを分かち合いましょう。」とコメントしています。
コンサートへの参加は、現在も募集しています。5月15日(水)の募集開始から1,400人ほどの皆さまにお申し込みをいただいています。初心者クラスの受講申し込みは、6月30日(日)で受け付けを終了しますが、一般・団体の申し込みは10月31日(木)まで受け付けています。第九の合唱経験のある方や合唱団の皆さま、太田市で一緒に歓喜の歌声を響かせませんか?
また、本コンサートに参加いただける合唱団で初心者の練習参加にご協力いただける合唱団も同時に募集しています。皆さまのご応募をお待ちしています。
コンサートの詳細については、太田市ホームページをご覧ください。