日韓の学生が共に学ぶツアーの魅力
アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)とAsiaCommonsが共催する日韓みらいスタディツアーが2024年11月1日から5日の日程で開催されます。このツアーは、韓国の市民や学生との対話を通じて、日本の若者が歴史や現代社会について学ぶ貴重な機会です。
ツアーの目的と意義
今回のスタディツアーは、日本と韓国の歴史的背景を理解し、未来の関係構築を目指すことを目的としています。特に、参加者は日本の植民地時代や南北分断について深く掘り下げることで、市民活動の重要性を認識することができるでしょう。若者たちが互いに理解し合うことで、未来を共に創造する力を育むことが期待されています。
ツアーの特徴
このツアーが特別であるのは、韓国の大学生や日本人留学生との共同で考える体験を重視している点です。個人旅行や他のツアーでは訪れにくい場所を巡り、現地の学生との交流を深めることができます。具体的には、以下のような活動が予定されています。
1. 植民地歴史博物館の訪問
植民地時代の展示を通して、厳しい歴史を学ぶ機会があります。展示解説は責任研究員の野木香里さんが行います。加えて、強制労働に関する講義も行われます。
2. 非武装地帯(DMZ)ツアー
南北分断を考える上で重要なDMZを韓国在住のジャーナリストが案内します。ここでは、分断の実情についての貴重な情報が得られます。
3. 多様性研究所でのワークショップ
韓国多様性研究所での講義やワークショップが用意されており、格差や権力についての洞察を深めます。
4. ハンシン大学との交流
韓国の大学での授業を体験し、地元の学生と一緒にキャンパスや近隣を散策します。
参加方法と概要
このスタディツアーには、高校生から30代の若者が参加可能です。定員は12名、最少催行人数は8名となっています。参加費は75,000円で、宿泊や食事が含まれています。参加希望者は、10月11日までに申し込みが必要です。尚、定員に達し次第締切りますので、早めの行動が推奨されます。
主催団体の紹介
日韓みらい若者支援事業は、ACC21とAsiaCommonsによって運営されています。両団体はアジア地域での国際交流や協力を積極的に進めており、特に若者の成長と未来の可能性に力を入れています。
まとめ
未来を担う若者たちにとって、歴史を学び、交流することは非常に重要です。日韓の学生が集まり、共に学び合うこのスタディツアーは、未来を見据えた挑戦の場です。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。