丸文が電子ペーパーディスプレイの取り扱いを開始!
丸文株式会社は、電子ペーパーディスプレイ(EPD)の取り扱いを始めました。この新技術は、さまざまな新しい可能性を提供します。ここでは、電子ペーパーの特長や、丸文が取り扱うEink社製の電子ペーパーについて詳しく解説します。
電子ペーパーの特長
1. 低消費電力
電子ペーパーの最大の魅力の一つは、その低消費電力です。表示中には電力を必要とせず、書き換え時のみに電力を消費します。そのため、一度画像が表示されると、無電力での表示保持が可能です。また、反射型のためバックライトを必要とせず、余分な電力を消費しないという利点もあります。
2. 可読性
電子ペーパーは、紙と同等のコントラストと反射率を備えているため、光のあるほぼすべての環境で鮮明に表示を読むことができます。特に太陽光の下でも、はっきりした画面を維持できるため、屋外での使用にも適しています。加えて、バックライトを使わず反射光を利用するため、長時間見ていても目が疲れにくいのが大きなポイントです。
3. 形状の自由度
電子ペーパーは、その薄さから特に軽量で、プラスチック基板を使用することで曲げることも可能です。この特性により、持ち運びやさまざまな用途に柔軟に対応できます。
Eink社製電子ペーパー
丸文が採用するEink社は、電子ペーパー製造において世界的に知られた企業です。同社はマイクロカプセル方式とマイクロカップ方式の2つの技術を使い、様々な電子ペーパー製品を展開しています。
- - マイクロカプセル方式: この方式では、白と黒の粒子がマイクロカプセルに封入されており、電界によってこれらが移動することで白黒の表示を行います。
- - マイクロカップ方式: こちらは、印加する電圧によって白、黒、赤の粒子が移動し、3色の表示を可能にします。この技術により、より多様なアプリケーションが実現されています。
詳細情報は、
丸文の電子ペーパー製品ページ でご覧いただけます。
丸文株式会社について
丸文株式会社は、東京都中央区に本社を置く商社で、集積回路を中心とした半導体、電子応用機器など、国内外の先端エレクトロニクス製品を幅広く取り扱っています。東京証券取引所市場第1部に上場しており、信頼性の高い企業として知られています。さらに、電子ペーパーの需要が高まる中、丸文の製品は今後ますます注目されることでしょう。
お問い合わせ
製品に関する詳細な質問は、丸文株式会社 デマンドクリエーション本部の重野までお問い合わせください。直接お電話でも対応可能です。
また、新製品ニュースについては営業管理部の石川にお問い合わせください。
電子ペーパーディスプレイの仕組みとその可能性は、多くの分野での応用が期待されています。今後の展開にご期待ください!