株式会社YAMASTROが目指す新たな製造基盤
株式会社YAMASTRO(本社:東京都千代田区、代表取締役:清水佑磨)は、先日、インキュベイトファンド(本社:東京都港区)を引受先とした1億円の資金調達を実施しました。この資金は、特に熟練工の知識をソフトウェアに転換し、宇宙・防衛・ロボティクス産業の部品製造におけるリードタイムを劇的に短縮することを目的としています。
材料が少なくなる現状
現在、多くの業界で製造プロセスは依然として人の判断に依存しがちです。特に、図面受領から見積もり、加工機プログラムの生成、検査に至るまで、多様な工程が存在し、時間がかかるため、供給能力は限界に達することがあります。このような背景から、YAMASTROは製造フローを革新し、ソフトウェアとAIの力を借りて人間の手から解放しようとしています。
YAMASTROの急成長を促す事業概要
YAMASTROの狙いは、図面をアップロードすることから始まり、見積もりの算出、DFM(デザイン・フォー・マニュファクチャリング)、G-codeの生成、マシン加工、そして検査までを自動で実行するAI駆動のソフトウェアを開発することです。このアプローチにより、製造プロセスが迅速化されます。
主な特徴
- - コピー可能な工場: 工場そのものがソフトウェア化され、任意の場所で同一性能の工場を立ち上げることができます。
- - 自律進化可能な工場ネットワーク: 各工場で蓄積されるデータをAIが学習し、同時に進化する仕組みを採用しています。
資金調達の意義と具体的な使用法
今回の資金調達は、製造の中核となるソフトウェア開発のために充てられます。具体的には、熟練工が行う「加工可否判断」や「工程設計」といった暗黙知をソフトウェアに落とし込み、AIとの組み合わせで高精度な生産データを生成します。これにより、見積もりやG-code生成のスピードと精度が飛躍的に向上することが期待されています。YAMASTROは、日本の製造業の知見を再現性のある形で後世に繋げ、次世代の製造基盤を確立することを目指しています。
執行部の見解
インキュベイトファンド株式会社の代表パートナーである本間真彦氏は、YAMASTROのビジョンを支持し、次世代のスマートファクトリー創造を期待しています。また、事業開発アナリストの河野慶太氏は、先端産業の成長による部品調達の変革期にYAMASTROが重要な役割を果さなければならないとコメントしています。
未来に向けた展望
YAMASTROは今後、開発したソフトウェアとマシンを実際に統合し、リードタイムの短縮を実証する計画です。高精度で短納期が求められる宇宙やロボティクス分野にフォーカスをあて、次世代型の製造基盤を展開していく予定です。また、アジアを中心に海外展開を視野に入れ、サプライチェーンの内製化や強靭化にも寄与することを目指しています。
人材採用への意欲
YAMASTROでは、調達した資金をもとにソフトウェア開発のための人材採用を強化しています。現在、製造プロセスを再定義するための仲間を募集中です。
募集職種
- - 製造プロセスアーキテクト
- - ソフトウェアエンジニア
新しい製造の形をともに創造する仲間としてお待ちしております。