AUBL26がもたらした新たな幕開け
2026年8月2日から11日の間、中国・杭州市の浜江体育館で開催されたアジア大学バスケットボールリーグ、通称AUBL(アジア大学バスケットボールリーグ)の第2回大会「AUBL26」。この大会は、参加チームや観客の数、視聴回数など、さまざまな面で新たな記録を更新し、特に注目を集めました。
初優勝を飾った上海交通大学
大会では、中国の上海交通大学が前回王者である政治大学を破り、見事に初優勝を果たしました。初出場の早稲田大学も、強豪ひしめく中で3位入賞を達成。一方、前年ナンバー3の白鷗大学は、残念ながらグループステージで敗退しました。
過去最高の入場者数と視聴数
AUBL26では、現地の観客が前回を上回る合計3万人以上が集まり、チケット収入も30%の増加を記録しました。さらに、全世界の視聴者を対象としたライブ配信は1億3900万回を突破し、これも前回比で98%の上昇となりました。ソーシャルメディアでのエンゲージメントも過去最高を達成し、アジアの大学バスケットボールが新しい高みを迎えたことを示しています。
放送とメディアの拡がり
日本ではU-NEXTが試合の配信を行ったほか、Tencent(中国)、Coupang Play(韓国)、beIN Sports(オーストラリアとニュージーランド)、Cignal(フィリピン)など、25以上の放送パートナーが大会の模様を伝えました。このことは、アジア各国のトップ大学選手たちの素晴らしいプレーを、国境を越えて多くの人々に観てもらう機会を提供しました。
スポンサーシップの支持
AUBL26では、スポンサー収入も大きく増加し、過去最高の金額に達しました。公式バスケットボールのパートナーであるアンダーアーマーを始め、J.P.モルガンやTmall(天猫)、食品ブランドのMaster Kong(康師傅)、アリババのAIアシスタントQwenなど、多くの企業が名を連ねています。
著名人の応援
大会には、NBAのレジェンドでありAUBLの投資家でもあるヤオ・ミン氏をはじめとし、元NBA選手のジュワン・ハワード氏やケニオン・マーティン氏、現役選手のデイロン・シャープ氏など、スポーツエンタメ界の著名人も多数来場。これにより、大会のさらなる盛り上がりを見せました。
未来への展望
AUBL CEOのジェイ・リー氏は、今年の大会の成果が、アジア全域で大学バスケットボールへの強いニーズがあることを証明すると述べ、これからも才能ある選手たちが世界で注目されるような舞台を作っていく意義を強調しました。
さらに、AUBLは2026年11月からホーム&アウェイ方式の新しいシーズンへと進化し、数ヶ月にわたるシーズンがチャンピオンシップトーナメントで締めくくられる予定です。
大会の印象に残る選手
大会のベスト5には早稲田大学の松本秦選手が名を連ねた彼は、合計149点(1試合平均29.8点)を記録し、AUBLの1試合あたり得点記録も2度更新しました。
AUBLの歴史
AUBLはアジア大学スポーツ連盟に認可されている国際バスケットボールリーグで、2025年に発足しました。中華圏や日本、韓国を含むアジア各国の大学が参加し、アジアの大学バスケットボール文化の向上に貢献しています。2026年の大会を経て、11月から新しいシーズンが始まる予定です。これからのAUBLに目が離せません。