ブリティッシュヒルズ×浅野撚糸のコラボ商品
神田外語グループが運営する宿泊施設兼国際研修センター「ブリティッシュヒルズ」が、福島県双葉町の復興支援を目的に、岐阜県の撚糸工場を運営する浅野撚糸株式会社とのコラボレーションでオリジナルタオルを販売することを発表しました。この取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも寄与し、地域活性化にもつながるものです。
オリジナルタオル「ダキシメテフタバ」シリーズ
今回のコラボタオル「ダキシメテフタバ」シリーズは、浅野撚糸(株)の特許技術「SuperZero®」を使用しており、従来の同じ太さの糸を使ったタオルよりも、約37.5%も糸の使用量を削減しています。これにより、環境への負荷を軽減し、軽くて柔らかい質感、そして速乾性と吸水性に優れた製品となっています。
タオルの回収後はリサイクルコットンの原料として再利用されるほか、製品の売上の一部は双葉町の植樹活動に役立てられます。これにより、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」と目標15「陸の豊かさも守ろう」という理念を実践しています。
商品概要
以下は、コラボタオルの具体的な商品情報です。
- 販売価格:1,000円
- 寸法:W320×H140mm
- 素材:綿92%、再生繊維(リヨセル)8%
- 販売価格:1,100円
- 寸法:W320×H140mm
- 素材:綿92%、再生繊維(リヨセル)8%
- 販売価格:2,000円(通常価格から100円引き)
- 内容:エンブレムハンドタオル1枚、ロゴハンドタオル1枚
この商品は、ブリティッシュヒルズのギフトショップ「ビクトリアンアレー」およびオンラインショップで購入可能です。
神田外語グループの取り組み
神田外語グループは、2023年9月8日に福島県と包括連携協定を結び、「World Insight Project」(通称WInプロジェクト)を立ち上げました。このプロジェクトでは、ブリティッシュヒルズを震災復興学習の拠点とし、フィールドワークを通じて「福島の記憶と今」を伝える活動を行っています。今年の1月には、英語教員が福島の被災地を視察し、復興への理解を深める機会を設けました。
今後も、福島イノベーション・コースト構想を見据え、地域活性化や国際化の推進に努めていく方針です。
浅野撚糸株式会社と地域貢献
浅野撚糸(株)は、1969年に岐阜県で撚糸工場を設立し、以来多くの大手メーカーから撚糸指定会社として選ばれています。2019年には福島県双葉町との立地協定を結び、新工場「フタバスーパーゼロミル」を2023年4月に稼働。これにより、被災地域での雇用創出や観光スポットの設立など、地域活性化に貢献しています。
ビクトリアンアレーについて
ブリティッシュヒルズのオリジナル商品や英連邦諸国の輸入品、季節に合わせたアイテムを取り揃えたギフトショップ「ビクトリアンアレー」は、2023年に創業30周年を迎えました。営業時間は8:00から19:00までで、オンラインショップでもオリジナル商品が購入可能です。
おわりに
このコラボレーションは、商品を購入することで復興支援に直接貢献できる素晴らしい取り組みです。多くの人々がこの活動に参加し、地域の復興を共に進めていくことを期待しています。