宮崎ひなたフルーツフェア2025がスタート
宮崎県が自信を持って開発した「ひなたフルーツ」——完熟きんかん「たまたま」と日向夏。この2つの柑橘類を使った特別なメニューが、東京、大阪、福岡、そして地元宮崎の飲食店で楽しめる「宮崎ひなたフルーツフェア2025」が、令和7年1月28日から3月10日まで開催されています。参加店舗は108軒に上り、多彩なオリジナルメニューが用意されています。
宮崎のフルーツの魅力
「ひなたフルーツ」という言葉には、宮崎の太陽の恵みをたっぷり受けた完熟きんかん「たまたま」と日向夏の特性が込められています。完熟きんかん「たまたま」は、特別なハウスで育てられ、開花から210日間樹上で熟成させた後、糖度が16度以上、直径28mm以上の条件を満たす選りすぐりの果物です。皮ごとそのまま食べることができ、甘みと酸味のバランスが絶妙で、一口食べると宮崎の太陽が感じられます。
日向夏は宮崎県独自の柑橘品種で、白い皮と甘みのある果肉が特徴です。この果実は、独自の風味があり、他の柑橘類とは一線を画す存在感を放っています。どちらの果物も、宮崎県の豊かな自然とともに育まれ、長年の研究の成果として彩りをもたらしています。
フェアの詳細
フェアの期間中、参加店では特製メニューが提供されています。また、これらのメニューを注文すると、宮崎牛や地元産の野菜・果物のジュースが当たる抽選への参加資格が得られます。これは消費者にとっても嬉しいイベントであり、宮崎の食文化を体験する素晴らしい機会です。
このフェアは、宮崎の特産物を広めるために2017年から始まり、今回で9回目を迎えます。毎年、多くの方々に「ひなたフルーツ」の魅力を知っていただくことを目指しています。
生産者と飲食店の意気込み
イベントの開始に先立ち、1月27日にはメディア向けの試食会が宮崎市内で開催されました。14の参加店舗がそれぞれ自慢のメニューを紹介し、果物の生産者たちも集まり、今季の意気込みを語りました。
株式会社コンフォートダイナーの竹井倫世副社長は、「プロ野球キャンプと重なる時期に、多くの方々にひなたフルーツの美味しさを体験してもらい、宮崎県の魅力を広めていきたい」と語ります。その思いは、地元の生産者たちにも共感され、旬の果実を消費者に届けるために全力を尽くしていくと決意が語られました。
終わりに
「宮崎ひなたフルーツフェア2025」は、ただのフルーツフェアではなく、宮崎の自然、文化、そして人の温かさを体験できるイベントです。この機会に、ぜひ宮崎県自慢の美味しい果物を味わってみてはいかがでしょうか。