リミニストリート、SAPソフトウェアサポートを2040年まで延長
エンタープライズソフトウェアのリーディング企業、リミニストリートは、最新の発表でSAP ECC 6.0およびS/4HANAに対する全バージョンのフルサポートを2040年まで延長することを発表しました。この措置により、SAPソフトウェアを利用している企業は、安心して現在のシステムの運用を続けられ、同時に高額な移行コストも回避できます。
企業のコスト削減とリスク軽減
リミニストリートの顧客は、現在のシステムを延長して利用することで、最大90%もの保守コスト削減を実現可能です。これにより、従来の高額でリスクの高いRISEプランを通じてS/4HANAへ移行する必要がなくなり、企業のIT予算の再配分が進むことが期待されています。
特に、長期的にコストを抑えながらイノベーションを進めたい企業にとって、この延長は新たな成長機会を生む可能性を秘めています。リミニストリートを通じて企業は、自社のIT環境に合わせた柔軟な選択肢を得て、安定したシステム運用を確保しています。
確かなサポート体制
リミニストリートのRimini Support™ for SAPを利用する企業は、SAPによる保守終了が及ぼす影響を受けることはありません。顧客はリミニストリートを唯一のパートナーとすることで、他に類を見ない高い品質のサポートを享受し、システムのスムーズな運用を継続しながら、税務や法的要件にも完全に準拠できます。これにより節約したIT予算を新たなイノベーション投資に回すことができ、さらなる成長を実現しています。
リミニストリートによるサポートは15年以上にわたり、多くの顧客の信頼を集めています。これまでに多くの企業がECCおよびS/4HANAの導入を通じてリミニストリートのサービスの恩恵を受けており、新規顧客もその対象となります。これにより、お客様はSAPソフトウェア投資から最大のリターンを引き出すことが可能となるでしょう。
顧客の声
株式会社オートバックスデジタルイニシアチブの社長、則末修男氏は「リミニストリートが延長サポートを発表したことは、私たちのようなSAP ECCユーザーにとって非常に喜ばしいことであり、その素晴らしい品質に満足しています。この選択肢により、次世代IT基盤の構築が進む中での時間と資金、柔軟な選択肢がもたらされています」とコメントしています。
業界の未来
リミニストリートのCEO、Seth Ravin氏は、約2万社のSAP ECCライセンス保有企業がS/4HANAライセンスを取得していない現状を指摘し、企業はソフトウェア移行に伴うリスクを避けながら、新たな技術への投資に集中すべきだと述べています。
さらに進化するサポート
リミニストリートは、企業に対して高品質のサポートを保証し、迅速な対応を可能にしています。具体的には、プライマリーサポートエンジニア(PSE)の専任体制や、重大なケースには10分以内に対応するサービスレベルアグリーメント(SLA)を設けており、顧客が迅速に問題を解決できる環境を整えています。
今後5年から10年の間にERPの未来が変貌を遂げる中、リミニストリートは現在の多くの企業が直面する課題に対する解決策を提供し続けています。業務の効率化を追求する企業にとって、リミニストリートのサービスは非常に有用です。
まとめ
リミニストリートが提供するサポート延長は、SAPソフトウェアのライセンス保有者にとって極めて有意義な選択肢となるでしょう。企業は、リミニストリートと共にこれからの変革時代を生き抜くための道筋を切り開いていくことが期待されます。これにより、顧客は自社の持続可能な成長とイノベーションの促進を図ることができるでしょう。